ポルノグラフィティの名曲!【カゲボウシ】ってこんな曲!

ポルノグラフィティ【カゲボウシ】歌詞徹底解説!「カゲボウシ」なのは誰?思わずライブに行きたくなる名曲の画像

2012年、第63回NHK紅白歌合戦になんと11回目の出場となったポルノグラフィティ

そこで披露したのが今回ご紹介する【カゲボウシ】です。

幅広い年齢層と男女共に多くのファンから愛され続けているロックバンドとして第一線で活躍しています。

ポルノグラフィティにしかできない駆け抜けるような楽曲スタイルが特徴的。

一度聴いたら何度も聴きたくなる中毒性のある音楽で、私たちを楽しませてくれます。

今回ご紹介する【カゲボウシ】はそんな彼らのスピーディーなロックとは違った魅力のある1曲です。

まだ本楽曲を聴いた事がない方にも、ファンの方にも楽しんでいただける内容でお届けします。

歌詞の意味を徹底解説していきますので最後までお楽しみください!

NHKテレビドラマ『つるかめ助産院〜南の島から〜』主題歌に起用

ポルノグラフィティ【カゲボウシ】歌詞徹底解説!「カゲボウシ」なのは誰?思わずライブに行きたくなる名曲の画像

楽曲は2012年に放映されたNHKテレビドラマ主題歌として書き下ろしされた楽曲です。

小川糸さんの小説が原作となった、仲里依紗主演の『つるかめ助産院~南の島から~』。

主人公の女性が突然消息を絶った夫を探して南の島に行くストーリー。

そこで出会った人々との絆や開業した美容室を通して自分の人生を見つめていくヒューマンドラマです。

知らない土地で新しい人生と夢のために奮闘するさまざまな訳ありの人々が出てきます。

この物語を読んでボーカルの岡野昭仁さんが作詞作曲を担当。

小説の中の世界観をみごとに反映し、原作やドラマと遜色のない世界観を作り上げています。

ドラマのストーリーやあらすじはこちらのサイトをご覧ください。

ドラマ10「つるかめ助産院〜南の島から〜」の公式サイトです。 南の島から贈る「命の誕生」に向き合う女性たちへの応援歌!!2012年 8月28日(火) 〜 10月16日(火)(連続8回)【総合】毎週火曜日 午後10時00分〜10時48分 / 再放送【総合】翌週火曜 午前0時25分〜(月曜深夜)

【カゲボウシ】って誰の事?歌詞を紐解いてみよう

それではここからは気になる歌詞を見ていきましょう。

「カゲボウシ」は漢字で書くと「影法師」となり、意味は“人の影”の事です。

この影は一体何を意味するのでしょうか。

それでは早速参りましょう。

夢へと歩み始めた「キミ」が心配

ひとひらの夢 夢に焦がれ
まっすぐで 強がったキミが居る
物語る背中 美しすぎて
危うげで 少し心配

出典: カゲボウシ/作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁

Aメロ部分、登場人物は主人公と「キミ」です。

キミが夢に向かってひたむきに歩きはじめた様子が感じ取れます。

ただその背中は、主人公から見たら強がっているようにも見えているよう。

この文脈からすると、夢のために一大決心をして現状から一歩踏み出て歩き出しているのがわかります。

まだまだ夢には遠くて、きっと簡単ではないことも主人公にはわかっているのでしょう。

だからこそ、4行目のように心配してしまうのです。

凛として強く在ろうとする「キミ」を見守っているのが伝わってきますね。

どうか諦めないで

時には陽の射さぬ 道を歩いていても
決してうつむかないよう 顔を上げて

出典: カゲボウシ/作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁

夢に向かって進む道がたとえ過酷なものでも、決してあきらめないで

そんな応援する気持ちが伝わってきます。

下を向いてつまづかないよう、しっかりと前を見てゆっくりでもいいから進んで欲しい。

そんな主人公の気持ちが込められているようです。

影のようにキミをいつも後ろから見守っているよ

会いたくなったら 思い出して 僕はずっとキミのカゲボウシ
駆け抜けて 心のままに どこまでも寄り添うから
嬉しくなったよ キミが居るから 僕の未来も微笑みばかり
ありがとう この胸の中 優しさでいっぱいだよ

出典: カゲボウシ/作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁