2番の歌詞を解説
女心
冷たい風から私を守ってくれたあなた
一緒に見上げた空に散りばめられたあの星たち
目が合った瞬間振り絞った勇気
言葉にしなくても私たちは通じ合えた
出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest
非常に寒い冬の夜。こちらの歌詞では付き合う前の様子を描写しています。
綺麗に星が見えるロマンチックなシュチュエーション。
こちらは空気が透き通っている冬ならではの光景です。
上記のような環境の中、注目したいのは2人の関係性。
この作品に登場する男女は、どちらか片方だけに好意があるのではありません。
第三者視点で見ると両思いの関係が分かりやすく表現されています。
寄り添う2人の姿が垣間見え、付き合うのは時間の問題だと妙な安心感さえ感じます。
しかし当の本人は恋愛の真っ只中。実りそうな恋愛だと気付いていないようです。
恋愛をすると冷静な判断ができなくなってしまうことも多いはず。
そんな若き乙女のリアルな女心が表現されているといって良いでしょう。
夜
空の星は光になって
小鳥たちのさえずりが始まり
それに合わせて私たちは踊った
ずっとあなたとともに
好きだった時間 私たちの思いで
一から十まで
全部一緒だった いつも一緒だった
出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest
ここでは夜から朝にかけて過ごした2人の時間を表現しています。
彼と初めて過ごす夜。想像しただけでドキドキしますね。
選び抜かれた言葉から、主人公の緊張と高揚感が伝わってきます。
巧妙な例えが満載のこちらの歌詞は、王道の恋愛漫画に登場するような華やかな描写です。
嫌らしさはなく、まるで夢を見ているかのような表現といえるでしょう。
容姿端麗な女性ボーカルが歌う、10代から20代女の子に刺さる曲。
上記のような点が考慮されているのが分かります。
心境の変化
覚えている
私たちが出会ったあの日のこと
すごく寒かったね
あなたと出会えたから
凍りつく冬を越えて私は芽吹くことができた
本当にあなたがすき
私の手をぎゅっと繋いで
離さないで
優しく手をつないだなら夢を見られる
本当にあなたがすき
本当にすきよ
あなたが一緒だとキラキラ輝く
夢を見られる 明日も
本当にあなたがすき
そしてあの日の私たちを思い出す
出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest
待望のサビ部分。前半は1番と同じ内容の歌詞となっています。
1番の歌詞と比較し、変化がある部分は最後の3行です。
1番では抽象的な夢を語っていた主人公。
対して2番では具体的な明日を想像し、愛情を表現しています。
こちらは2人が自らの将来をより現実的に考えられるようになった証拠です。
ある程度の年月を経て関係が深まり、お互いの素顔を知ることができたからといえるでしょう。
上記のように2番のサビは、主人公の心境の変化が分かる箇所となっています。
ラストフレーズまでを解説
大人な関係
昨日より少しだけ育った
私たちの夢が空に届くように
私たちの輝く夢の方へ
もう一歩近づいて もう一歩
出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest
楽曲も終盤です。最後は今までと同じ「好き」という感情に併せて将来の話が登場します。
ここまでは2人の出会いから付き合った後までに起こった出来事を思い出していた主人公。
サビの最後に一時的な描写はありましたが、しっかりと語るのはこちらが初めてです。
これ以降は未来の自分たちについて思いを馳せています。
2人が想定する将来は一緒に過ごすことでお互いが成長できる状態。
愛情を持って接するのはもちろん、尊敬し合う間柄です。
決して依存しない、非常に大人な関係といえるでしょう。
聴き馴染みのある
本当にあなたがすき
あなたと手をぎゅっと握るわ
離さないように
優しくお互いの手を握って
あの空を見て
本当にあなたがすき
本当にすきよ
私たちが一緒にいれば
いつでも輝ける
ずっと
あなたと共に
出典: Really Like You/作詞:YOSKE, キム・ミンジュ, ホンダヒトミ, Alive Knob 作曲:Eastwest