まだ何も判らないけれど
行かなきゃ ほらイエスと言え

出典: イエス/作詞:吉田崇展 作曲:吉田崇展

この曲のタイトルにもなっている【イエス】という言葉。

曲中ではこの言葉が変身のトリガーのように使われています。

主人公が凡人から魔法使い側へと転身する時の合言葉のようです。

もちろん、主人公は十分なほど自分の身の程をわきまえています。

そんな人が新しい道に踏み出すというのは至難の業でしょう。

何も成せなかったときの絶望。

さらには失敗することの恐怖。

周囲にがっかりされやしないかと、あらゆる不安が襲うでしょう。

しかしそれでも主人公は【イエス】というのです。

この【イエス】は「GO」という意味にも取れるでしょう。

新しい道に一歩踏み出す時の言葉です。

「もう自分の夢に背を向けない。」

そんな主人公の固い決意が感じ取れます。

世界が少し輝く

まだ何も変わらないけれど
行かなきゃ ほらイエスと言え
羽根は未だ無いけれど 俺は
行かなきゃ ほらイエスと言え

出典: イエス/作詞:吉田崇展 作曲:吉田崇展

【イエス】と言わなければ、主人公は現状維持だったでしょう。

安全な人生といえばそうかもしれません。

しかし主人公はリスクも承知で新しい道を選びました。

羽もないことを分っていながら。

この不器用な実直さがいかにもズーカラデルの楽曲らしいですね。

主人公は不安と夢と希望を胸に、飛び出していきます。

頼りないながらも今度は彼が魔法使いになって、周囲を照らすことでしょう。

もしかしたら彼の夢は、今まで自分を照らしていた魔法使いを守ることなのかもしれません。

人生に迷っている人や、夢を諦めそうな人の背中を押してくれる楽曲でした。

まとめ

【ズーカラデル/イエス】歌詞の意味を解説!イエスと言ったら何が変わる?一歩踏み出す気持ちを紐解く!の画像

ズーカラデルの【イエス】についてご紹介しました。

かみしめるような歌詞がとても胸に響きますね。

主人公の検討を祈らずにはいられません!

さて、OTOKAKEでは他のズーカラデルの楽曲解説も行っています。

北海道発のインディーズバンド、ズーカラデル。面白いバンド名の彼らですが、曲は泥臭くて元気になれる温かいものばかり。自主制作CDやMVが話題になったズーカラデルの「アニー」について解説していきます!

ズーカラデルの代表曲ともいえる、【アニー】。

この記事では名曲【アニー】の歌詞を独自に解説しています。

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