阿部真央【モンロー】
2ndアルバム収録曲
若者から絶大な支持を受けるシンガーソングライター、阿部真央。
彼女は2019年に記念すべきデビュー10周年を迎えました。
女心や若者心を掴む歌詞と、姉御肌でファンを惹きつけるカリスマ性。
そして、曲によって歌声を変える表現の豊かさが彼女の魅力です。
今回はそんな彼女がキュートな声でポップに歌い上げている楽曲【モンロー】をお届け。
タイトル【モンロー】に込められた意味
マリリン・モンローだったら…?
さて、タイトルの【モンロー】とは一体どういう意味なのでしょうか?
実はこの楽曲、かの有名なマリリン・モンローをイメージした作品です。
彼女は1950年代に活躍していたアメリカの女優。
セクシーな女性の代名詞として死後50年以上経ってもなお、多くの人に憧れられる存在です。
この楽曲の歌詞は「自分がもしモンローのように魅力的な女性だったら…」という主人公の妄想で出来ています。
恋人の言動にいちいちヤキモキしちゃう主人公の姿に、胸キュン必至です!
印象的なフレーズ
モンローはモテモテ!
甘美な魅力 キュートな響き(その名はモンロー その名はモンロー)
世界で一人あなたを虜に(その名はモンロー その名はモンロー)
出典: モンロー/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
それでは、歌詞を解説していきましょう。
エレクトロニックなサウンドで【モンロー】は始まります。
最初の歌詞に綴られているのは、この楽曲で一番印象的なフレーズ。
また、カッコで括られているのはライブでファンが歌えるようになっており一緒に盛り上がれる部分です。
さぁ主人公の「自分がモンローだったら」という妄想が始まりました。
自分がモンローみたいになったなら、さぞ男性が放っておかないだろう…。
彼も私だけを見てくれるだろう…。そんな風に主人公は楽しく妄想します。
実際にマリリン・モンローは、人生で3回も結婚しているほどモテモテだった女性。
女性だったら一度はそんな風にモテてみたい!と思うのではないでしょうか。
現実の主人公
恋人の目移りにヤキモキ
連れない態度でいつも 遠くを見ているあなた
伝わらないもどかしさが イヤね
優しくしたかと思えば 次はあの子の元へと
フラフラしているあなた そんなとこも大好きなの
出典: モンロー/作詞:阿部真央 作曲:阿部真央
モンローみたいに魅力的になりたいと思っている主人公。
しかし、実際の主人公はモンローの人生とはかけ離れているようで…。
何故なら恋人は自分だけを見てくれず、他の女の子に目移りするばかりだからです。
そんな彼の様子に、主人公はいちいちヤキモキ。
でも甘い言葉をかけられたら怒っていても許してしまいます。
立場は彼の方が優勢。
振り回されっぱなしだけれど、主人公は彼が愛おしくて堪りません。
あれれ?モンローみたいになるんじゃないの?
そう疑問に感じてしまうかもしれませんが、それは多くの女性にとってなかなか難しいことなのです。