【超・風】GReeeeN最新アルバム「うれD」収録！疾走感あるナンバーに込められた歌詞の意味は？

フジテレビ系スポーツニュース番組『S-PARK』テーマソング「超・風」、映画『ママレード・ボーイ』主題歌「恋」をはじめ、タイアップ曲9曲を含む全15曲が収録されています。

トラック5に収録の「ユメノート」はなんと日本歯科医師会の広報キャンペーンソング。これまでは日本歯科医師会のwebサイトで聴くことができましたが、発表から3年を経てのCD音源化です。

「うれD」トラックリストは下記の通りです

初回限定盤のみ、ボーナストラックとして16曲目に「PHANTOM～約束～」が収録されます。

アルバム「うれD」には初回限定盤のみDVDが付属しています。収録されているのはMVです。「うれD」収録の「ハローカゲロウ」など5曲が収録されています。

トラック3の「テトテとテントテン with whiteeeen」にはGReeeeNの妹分であるwhiteeeenという女性ボーカルグループが参加しています。

「超・風」はアルバム「うれD」の1曲目に収録されています。テンポ速めの疾走感に溢れる曲は、歌詞と相まって聴く者の気分を高揚させます。

では、「超・風」の歌詞を読んでみましょう。

「超・風」というタイトルから、「風を超えているのか」と考えた人もおられるかもしれません。そうすると「風」という曲もあるのか？と。

確かにGReeeeNの5thアルバム「今から親指が消える手品しまーす。」には「風」という曲が収録されています。しかし、「風」と「超・風」の間には特に関係はありません。

こちらも誤解なきようお気をつけください。

ゴキゲンなラップからはじまる「超・風」。「未DREAM」というキーワードをここで覚えておきましょう。「未」は「まだ」という意味を表す文字です。

「グルグル回る青い星」とはもちろん地球のこと。地球の上で生きていきたい……さて、どんな風に？

「ノリノリ」はよく分かりますね。音楽や自分のリズムに乗って、「気分よく」ということでしょう。では「あくせく」は？　普段、あまりいい意味では使わない擬態語です。

「あくせく」は落ち着かない、せかせかした様子を表します。ここでは、落ち着いてじっとしていたくない、いつも何かに取り組んでいたい、そういう感じでしょうか。

そんな風に望んでいるけれど、寂しい日々が続いてごまかしながら生きているのが現実。それを打破するために「笑え」とGReeeeNからメッセージです。

夢や希望はときとして絶望に姿を変えます。しかし、前を見て進んでいけば、夢も希望も「きっと味方」になる。ただの「励まし」でしょうか？　いえ、きっと経験者からの断言です。

「前見て」というのは、うつむいていないで顔を上げて、という意味はもちろん、前向きに（ポジティブに）という意味もあるのでしょう。

そうやって生きて、「あなたとわたし」、つまり聴く者とその隣人が互いに笑顔になれるなら、気持ちが晴れる日が来ると言っています。

「晴れゆく日々が訪れる」ということは、いま現在は晴れていないということです。既に心晴れている人には応援も励ましも必要ありません。いま晴れていない人にこそ、この歌詞は届くのです。

「ミドリと共に」というフレーズが出てきました。。ここで、冒頭のラップに登場した「未DREAM」を思い出しましょう。

「ミドリ」とはGReeeeNのことと考えて間違いないでしょう。「未DREAM」も「まだ夢に到達していない」と考えれば、GReeeeNの由来に通じます。

先ほど出てきた「あなたとわたし」の「わたし」も、歌っているGReeeeN自身と捉えることもできます。

先ほど「あなたとわたし」を「聴く者とその隣人」と解釈しましたが、この隣人が即ちGReeeeNであると考えてもいいでしょう。

GReeeeNの曲がいつもそうであるように、ストレートに聴く者を応援してくれています。自分たちがここにいると、安心させてくれます。

さあ、「もういっちょ」GReeeeNと一緒に歌いましょう。

吹きつける風はときに痛いこともありますが、「笑い合える」ように生きていきましょう。GReeeeNの音楽とともにいれば、心晴れていられるでしょう。

とても心強い曲ですね。