ユニゾンは、私たちの背中を押してくれたり、手を差し伸べてくれたりするバンドではありません。
でもそれは決して冷徹なわけではなく、彼らはこちらの差し出す手を無視することはなければ、見放すこともないのです。
ステージの「上」と「下」との距離を保つことで、私たちの"自主性"や"自由"を何より大事にしてくれるのが彼らのスタンス。
バンドとリスナーとの理想的な関係だと思います。
3位 10% roll, 10% romance.
とんでもない言葉数、なのにそれを感じさせない
ありえない動揺で足元がおぼつかないなら 興奮を同じ数ぶつけて消しちゃおう
君がどんなフレームに僕を入れるのか 知りたいけど 4年ぐらいは後でもいいか
焦燥でこの呼吸を汚しちゃっても eyes to eyes もう一度やってみよう、you're sweet!
だってこんな君を近くで見れるのは 有史以来僕だけかも
出典: 10% roll, 10% romance./作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
文字で見ると、ものすごい情報量ですよね。
しかし、これを斎藤宏介さん(ヴォーカル)が曲に乗せて歌い上げると「このメロディにはこの歌詞しかない」と感じられるから不思議です。
2位 シュガーソングとビターステップ
ユニゾンからファンへの約束
ママレード&シュガーソング、ピーナッツ&ビターステップ
行きてく理由をそこに映し出せ
北北東は後方へ その距離が誇らしい
世界中を、驚かせ続けよう。
出典: シュガーソングとビターステップ/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也
軽やかな楽曲ですが、そこに乗るのは「世界中を、驚かせ続けよう。」という強い言葉。
この歌詞は、ユニゾンがリスナーへ示す約束であり、決意表明だと思います。
彼らがこれから私たちをどのように驚かせ続けてくれるのか、楽しみでなりませんね。
1位 23:25
もし音楽に色があるとすれば、きっとこの曲は虹色だろう…そう容易に想像できてしまうような、ポップで美しい楽曲です。
ちなみにこの曲、ちょっと奇妙なタイトルですよね。なぜこのタイトルなのかは、何度も注意深く聴くと分かるはずです(間奏に注目です!)。