UNISON SQUARE GARDEN【crazy birthday】歌詞の意味を徹底解釈！

「crazy birthday」はUNISON SQUARE GARDENのメジャー4枚目のアルバム「CIDER ROAD」に収録されています。

言わばこのアルバムの為に作成された楽曲です。

タイトルだけ見ると、バースデーソングかな？と思いました。

大切な誰かのバースデーを祝う曲。

リスナーに当てはめる事もできるような…。

しかし歌詞を見てみると、そんな要素は欠片もありません。

バースデーとはかけ離れた言葉の数々。

自分の事なのか、他人の事なのか、誰の事を歌っているかもわかりません。

さらに、そのシチュエーションもよくわからないのです。

ただメロディを聴いていると「確かにcrazyだ」とは感じます。

クレイジーなメロディに謎の言葉が載る不思議な楽曲。

一体どのような曲なのか、掘り下げていきたいと思います！

作詞・作曲はベース、コーラスを担当する田淵智也。

バンドではほとんどの楽曲制作を彼が担当しています。

バンドのプロデューサー的な立ち位置なのでしょう。

その歌詞を見てみると、「ただ者ではない」感じがします。

明るいメロディに田淵智也らしいあっさりとした言葉が並びます。

季節は夏らしいです。

まずここで衝撃を受けました。

アルバム、「CIDER ROAD」の発売は2013年2月6日。真冬です。

さらに田淵智也自身の誕生日も4月と、残暑の時季にはかすりもしません。

ここからわかる事は、夕暮れの17時にようやく今日がバースデーという事に気がついたようです。

一体誰のバースデーでしょうか？

こちらがサビの歌詞です。

ついにバースデーの一言も出てこなくなりました。

そして誰のバースデーなのかも今だ不明なままです。

冒頭の歌詞はAメロと一緒です。

しかし、このBメロを見ていくと登場人物が2人いるような気がします。

「あなた、わかっているよね？」

と突っ込みお怒り気味な人。

「かたじけないです～」と言いながらおちゃらけている人物。

サビの歌詞を見ていきましょう。

お祝いでめでたい歌詞どころか、馬鹿と叫ぶ事に。

何やら呆れている状況でしょうか。