UNISON SQUARE GARDEN

1月にニューアルバムをリリースしたばかり!

【UNISON SQUARE GARDEN】ファン厳選おすすめ歌詞を一挙公開♪隠された意味にも迫る!の画像

2018年1月24日、7thアルバム『MODE MOOD MODE』をリリースしたばかりのUNISON SQUARE GARDEN

このアルバムには、12曲収録されています。

シングル曲としては、「10% roll, 10% romance」、「Invisible Sensation」、「fake town baby」、そして配信限定シングル「Silent Libre Mirage」が収録されています。

シングル表題曲が3曲以上収録されるのは、このアルバムが初めてだということ。

また、このアルバムの発売に際しては、配信が開始される1月31日まで、公式サイトなどでも一切の情報が明かされていませんでした。

収録曲はもちろん、初回限定盤に付属するDVD/BDの映像内容なども、全てです。

こうした異例尽くしの中で発売された『MODE MOOD MODE』ですが、週間アルバムチャートでは2位を記録。

このアルバムから約1年半前にリリースされた前作のアルバム『Dr.Izzy』が3位、2017年にリリースされた上記のシングル3枚もそれそれチャート一桁台と、好成績を残しています。

こうしてみると、着々とUNISON SQUARE GARDENは大きくなっている、そんな実感がわいてきますね。

UNISON SQUARE GARDENの歌詞の世界

さて、ここからはUNISON SQUARE GARDENおすすめ歌詞をどんどんご紹介していきましょう。

シングル曲はもちろん、アルバム曲からもチョイス。

UNISON SQUARE GARDENの歌詞には、ちょっと難解なものもありますが、きちんと解説も掲載しますのでご心配なく♪

夢が覚めたら(at that river)

この曲は、最新アルバム『MODE MOOD MODE』の11曲目に収録されています。

一言でいうと、まさに”綺麗な曲”。繊細で、切ない歌詞の内容を、胸に迫る綺麗なメロディで昇華しています。

きっとどの未来選んでもすれ違ってたから
「もしかして」も「まさか」もほら、無意味なんだね
だから だから どうか映画みたいに
この答えが少しは報われて欲しいと思うから

さよなら街灯り、ずっと愛してたよ
向かい風によく似たラララ

出典: 夢が覚めたら(at that river)/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

人には悔やむことがたくさんあります。

後悔はしないと決めていても、人生は後悔だらけ。

あの時こうしていたら、と思ったことは誰しもあるでしょう。

でも、この二人には、そんな後悔の可能性すらなかったようです。

例えあの時違う道を選んでいたとしても、きっとこうなっていた。

そんな悲しい結論を出しています。

どこかに希望をはらんだ「もしかして」や「まさか」の存在が、全く無意味だと思えるほどに。

すれ違うことを決定づけた何かは、それほど強力で、大きくて、そして抗えない存在なのでしょう。

それでも、まるで映画みたいに奇跡が起こって、報われる何かが起こらないか、儚く、そして淡い願いを抱いてしまいます。

報われることはないと、知っていながら。

I wanna believe、夜を行く

この曲は、2014年に発売された9thシングル「harmonized finale」のカップリングとして、4曲目に収録されています。

疾走感のある、爽やかなユニゾン王道ソングといえるでしょう。

言葉とメロディがうまく交錯して、何とも心地いい曲です。

体裁だけを盾にすれば 十中八九しくじるし
右に倣う義理もないよ
彼の存在理由は ロックンロールだったそうだ
自分が自分でいられるための 誰も邪魔できない息吹

出典: I wanna believe、夜を行く/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

何のために生きているのか、自分の存在理由は何なのか。

思春期のころには、誰もが一度は悩んでいるのではないでしょうか。

大人になるにつれて、いろんなあきらめや悟りもあり、あまり深く考えなくなっていくことが多いでしょう。

でもここでは、気持ちいいまでに存在理由を”ロックンロール!”と言い切ってしまう”彼”がいます。

誰もが、反骨精神を内に潜ませながら、周りに合わせ、空気を読み、体裁を身につけていきます。

でも”彼”は、お構いなし。

体裁を取り繕ったところでぼろが出るし、周りの空気を読むなんてまっぴらだと言い放ちます。

自分が自分でいる為に。

気持ちいいほどに潔い、ロックンロールな彼の生き方。

叶うことなら、私たちもそう生きてみたいですね。

オリオンをなぞる

2011年リリースの5thシングルの表題曲。

この曲で、UNISON SQUARE GARDENが初めてチャート10位以内にランクインしました。

UNISON SQUARE GARDENのブレイクのきっかけとなった曲で、ファンからも高い人気を得ています。

何度よろけて 倒れたとしても
さっき立ってたんだし 立てないわけがないよ
光る声は 軽くなって
宙に浮いて なるべくって 遠くへ

オリオンをなぞる こんな深い夜
つながりたい 離されたい
つまり半信半疑あっちこっち
新未来を願う 空前絶後の
言葉がもし、もし紡げるなら 時間が止まるよ

出典: オリオンをなぞる/作詞:田淵智也 作曲:田淵智也

冬の冷たく、澄んだ空気にオリオン座が美しく輝く様子が目に浮かぶようですね。

ちょっと難しい、言葉遊びのような歌詞も多いUNISON SQUARE GARDENですが、この曲ではシンプルに想いを吐露しています。

力尽きて倒れても、今までだって立ってたんだから大丈夫、また立ち上がれるよと、背中を押してくれます。

人の心はあやふやで、いろいろ揺れ動くけど、本当に欲しい未来を掴める決定的な言葉が見つけられたら、と願います。