日本が誇る女性シンガーソングライター!
1971年のデビュー以来、40年以上にわたり音楽シーンの第一線で活躍している松任谷由実。
類稀なる作曲センスがその人気を支えていることは、言うまでもありません。
それだけでなく彼女が紡ぎ出す奥深い歌詞は、幅広い世代の共感を呼んでいます。
そんなユーミンですが、現在でも数ヶ月にわたるライブツアーや音楽イベントで活躍中です。
TVでしか観たことがない人、久々にライブ会場へ足を運ぶ人もいることでしょう。
10位~8位
【10位】ひこうき雲
『ひこうき雲』は1stアルバムのタイトルにも採用されています。
この作品が発表された1970年代の日本は、フォークミュージックの全盛期でした。
そう考えると『ひこうき雲』の西洋的な感覚は、音楽ファンにとっても衝撃的だったことでしょう。
ちなみに中学高校時代は、キリスト教系の学校に通っていたそうです。
そのときの経験がユーミン独自の世界観の礎になったのかもしれません。
映画主題歌としてもヒット!
あの子とは?
空に 憧れて 空を かけてゆく
あの子の命は ひこうき雲
出典: ひこうき雲/作詞:荒井由実 作曲:荒井由実
この歌のモデルは、若くして病死した友人であると語られています。
友人に対する追悼の想いと、また懸命に生き抜いたことへの美しさを見出したのではないでしょうか。
若くして亡くなったのは不幸なことばかりではない、あの子なりの幸いがあったはず。
そんな祈りが聞こえてくるようです。
【9位】守ってあげたい

『守ってあげたい』は、映画『ねらわれた学園』のために書き下ろされました。
そしてユーミンの地元・八王子市では子どもの見守り放送に使用されています。
【8位】ルージュの伝言
『ルージュの伝言』は、ジブリ映画『魔女の宅急便』のOP曲としてヒットを記録しました。
イントロを聴くだけで、主人公・キキの真っ赤なラジオから曲が流れるシーンが思い浮かぶ人もいるはず。
楽曲自体は1975年にリリースされたものでした。
先に紹介した『ひこうき雲』と同じく、映画のために書き下ろされたわけではありません。