2017年7月にリリースしたファーストアルバム「真っ白なものは汚したくなる」に収録されたナンバー。
MV
ラップ調の歌詞で始まるこの曲。
衣装はまるでミッション系のお嬢様学校の制服を思わせます。
そんな衣装で、リボンを引きちぎるように外すシーンが印象的に登場します。
また、演劇仕立ての振り付けで、“噂話”のいやらしさを表現します。
顔が命のアイドルにもかかわらず、嵐を浴びてほとんど表情の見えない振り付けを披露するシーンもかなり独特。
そう、この曲のタイトル“エキセントリック”は変わり者という意味。
他人に迎合して嫌な思いをするくらいなら、変わり者として距離を置かれたほうがマシと歌い上げます。
アイドルとして圧倒的な「変わり者」のグループでいようとする彼女たちの決意のようにも受け取れます。
月曜日の朝、スカートを切られた
MV
舞台は駅。
昨今、線路への投身自殺が大きな社会問題となっており、その少なくない原因が「学校」にあります。
イジメや痴漢を思わせるタイトルは、心の底から「学校に行きたくない」と叫ぶこどもたちの声を代弁します。
多くの人々の苦しみが集まる満員電車はまるで、戦場のような現代社会の縮図のよう。
そんな社会に、欅坂は強い歌で対抗していくのです。
だからこそ、これまでのMVの総集編のようなシーンが数多く登場します。
風に吹かれても
MV
この曲はいわゆるビーバップ調のダンスナンバー。
衣装も先述の通り、全員がブラックのパンツスーツでそろえており、これまでの清楚で勝気なイメージに加え「かっこよさ」もプラスする意図が感じられる動画に仕上がっています。
歌詞の中でも、恋人ではなくあいまいな関係でも、楽しみながら生きるポジティブさが不思議にしっくりときます。
センターの平手は、パンツスーツだけではなくばっさりと髪を切って完璧な男装を披露。
また、珍しく笑顔も見せており、ますます女性ファンが増えそうです。