出ました!ここで番組名「ガッテン」が飛びだします。
ガッテンでは日常的なテーマを科学的な視点で掘り下げていくので、視点や力点、作用点といった考え方が必要です。
そして番組ガッテンを見ればわかるはず。そう、人生に大切なのはお金よりもトンチ(ガッテン哲学)なのです。
日常の思い込みがかえって視野を狭くしている
敵か味方か勝ちか負けかを
決めた瞬間 急に世界が 嗚呼
暗く狭まっていくの見てたでしょ
さあ帰ろう自由へと
出典: https://twitter.com/japo4170/status/899752500995084290
物事の判断について、相手が敵なのか味方なのか、それとも自分が勝ったのか負けたのかにこだわった瞬間、視野が狭まって不自由な世界に陥ってしまうとも語っていますね。
それが分かったのなら戻ろうよ、自由な世界へと。これはつまらないことにこだわらない方が、自由に生きられるというメッセージでしょうか。
この歌詞の内容からすると、曲の題名「ジユーダム」は「自由」と「フリーダム」を組み合わせた椎名林檎独特の表現だということがわかります。
ありがとう
果てしのない此の世に宙ぶらりん
酸いも甘いも全部知り尽くしたい
出典: https://twitter.com/statickvcl/status/786613103827886082
そして、この世は果てしもなく、広く自分はまるで宙ぶらりんのような存在だけど、人生を通じて様々な経験をしたいという欲求を持っていることも伝わってきます。
トンチ(ガッテン哲学)を多いに生かして人生を楽しもう 生きているだけで十分に素晴らしいのだから
嗚呼一層 愛し愛されて寝て食べて飲んで
気持ちいい。美味しい。トンチ。
「生きてりゃもう御の字」
出典: https://twitter.com/c5_ricken620/status/769377775958368257
人生にはいろいろあるけれど、一つだけ言えること。それは、生きてさえいれば十分に御の字ということ。
だからこそ、日々のトンチ(ガッテン哲学)を存分に活用して、毎日を楽しもうというのが、椎名林檎流のメッセージなのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたか?今回はNHK総合「ガッテン!」のテーマ曲である『ジユーダム』の歌詞内容についてご紹介しました。
歌詞の内容を読み解いていくと、日々の暮らしのテーマを扱う「ガッテン!」という番組内容と、椎名林檎さんの歌う人生観が見事にマッチしていることがよくわかります。
『ジユーダム』は、椎名林檎が企画演出、音楽プロデュースを担当したリオオリンピックの閉会式「トーキョーショー」が放映された日に配信されました。
「トーキョーショー」は、2020年の東京オリンピックに向けて日本へのメッセージを詰め込んだ内容となっており、そのパフォーマンスは海外でも高く評価されています。
日本だけでなく海外にも活躍の場を広げ、ますますアーティストとしての才能が進化している椎名林檎さん。
彼女の作った『ジユーダム』を聞けば、その歌詞の裏に隠された自由の意味に気づき、前向きな気持ちで一日が過ごせるはずです。
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