街は変わらなくても、人も変わらなくても。

それでも毎日時は流れていきます。

何もしてなくても、時はどんどん過ぎ去ります。自分を置き去りにして。

だったら、動き出したらいい。

ここで立ち止まっていても、何も来ない。去っていくだけ。

だから駆け出して、何かを見つけに行くのです。

君の名前は何?
どこから来たの?
そんなこと聞く暇もないほど
走る君が指を差す 風景達が
色付いて目の前に現れてきた
看板の光 シャッターの落書き
小洒落た茶色い電話ボックス
すれ違ったあの人とか もしかしてさ
この瞬間は2度とないのかな
あれ? 息苦しいと思ってた街並に
気づけば 自然と探している意味
今日も平凡な1日で終わるはずが
何か違う世界旅してるみたいだ

出典: この夜を超えて/作詞:Rude-α 作曲:baufuzz,Rude-α

動き出したことで、今まで見えなかったものが見えてきました。

毎日変わらない、と思っていた風景を彩っているものが。

鮮やかに色付いて、目に飛び込むように入ってくるのです。

そこで初めて思い至ります。

毎日繰り返しだと思っていたけれど、同じ時は二度とないんだということを。

人ごみですれ違う人も、毎日違う人。

その人と行き交うことは、もう一生ないのかもしれないのです。

日常にはいろんな出会いがあって、そして毎日街は変化している。

それに気付いたとき、日常はまるで今までと違う世界のように輝いているのです。

新しい世界を連れてきた君

君は自由な風みたいで
行き先求めない風みたいで
君とこの夜を走り抜けば
まだ知らないとこに行ける気がした

ビルの隙間と人混みの中
明かりを背に 君が今駆け抜けてく
まだ知らない風景を探して
走れ 走れ この夜を超えて

出典: この夜を超えて/作詞:Rude-α 作曲:baufuzz,Rude-α

それに気付いたのは、君がいたから。

君の存在が、新しい世界を連れてきてくれた。

自分一人では気付くことができなかった、毎日に隠された輝く世界。

もっと、もっと、違う世界を君となら見れそうだと、希望にあふれて、顔を上げて走り抜けます。

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君は教えてくれた
平凡だと思ってた その1日には
こんなにも意味が隠れてるって
初めから色のないものは ないんだって
この日々の色を探す旅に出よう
この平凡をぶっ壊す旅に出よう
この街の明かりの中を駆け抜けよう
まだ知らない時間を走り抜こう

昨日の自分と夜を超え
朝焼けに君が今 駆け抜けてく
まだ知らない自分と出会うため
走れ 走れ 風のようになれ

出典: この夜を超えて/作詞:Rude-α 作曲:baufuzz,Rude-α

平凡なものは一つもない。

毎日変わらない世界もない。

自分がどう感じるか、それで世界は全く変わってくる。

そんな新鮮な世界を感じさせてくれる君となら、まだ知らない自分にだって会えるかもしれない。

颯爽と、流れる時の中を二人で走り抜けます。

過去 現在 未来 囚われてもしょうがない
待っててもこないなら
Run and go on your own.
考えなくていい 感じるままに
走れ 走れ この時を駆け抜けろ

当たり前じゃない風景を
気まぐれな風が 今駆け抜けてく
まだ知らない 君のこと追いかけ
走れ 走れ この夜を超えて

出典: この夜を超えて/作詞:Rude-α 作曲:baufuzz,Rude-α

自分が動き出すことで、感じる世界は180度変わる。

平凡な日常にするのも、新鮮な毎日にするのも、すべては自分次第。

それを教えてくれた君と、ずっとそうやって刺激を与えられる関係でいたい。

お互いの知らない顔を探りながら、それもまた、新鮮な関係。

二人でいるなら、止まることなく走り続けて、きっと誰も見たことのない世界まで行けるかもしれません。

この先、Rude-αが見せてくれる世界

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キラキラと輝くように、灰色の日常に光が差し込む様子が鮮やかに描かれています。

ヒップホップ以外の音楽にも影響を受けているというRude-αは、ヒップホップは”ただの伝達手段”だといいます。

これから先、違う音楽をやる可能性だってありうると、語っていたこともあります。

新進気鋭の20歳、これからどんな風に進化していくのか。もしかしたら想像もつかないような新しい世界を、私たちに見せてくれるのかもしれません。

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