Rude-αの話題曲を紹介
Rude-αの話題のシングル曲『Boy Meets Girl』について紹介します。
海外でも精力的に活動する新世代ラッパーRude-α。
2018年の『Boy Meets Girl』リリース時点で21歳という若さです。
その年齢からは想像できないくらいの完成された世界観。
しかし、それと同時に良い意味での危うさも感じられ、いまもっとも目が離せないラッパーと言えるでしょう。
大勢の人を虜にするRude-αの楽曲。
その魅力に迫ります。
モーガン茉愛羅さんの笑顔がかわいい
お洒落な音楽、お洒落なMV。
そして何より、主人公の女の子がかわいいですね。
MVで主人公を演じているのは、女優であり、ファッションモデルでもあるモーガン茉愛羅さん。
こぼれるような笑顔に思わず見とれてしまいます。
モーガン茉愛羅さん演じるMVの女の子が、きっと歌詞の中に登場する「君」なのでしょう。
では「君」とは、この曲でどのような立ち位置にいる存在なのか?
いまから歌詞を解説していきます。
「君」は恋人
この曲は一言で言ってしまえば「恋人とラブラブ」な曲。
どんなに社会が冷たく厳しくても、君がいれば人生は輝いている。
そんな恋人の「君」への想いが溢れています。
君といる時間がすべて
誰もいない場所まで 行こうか
時計の針は 置いとけばいいさ
どうせ勝手に 大人になるのに
生き急ぐ必要もないよねBaby
出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α
2人きりの世界に行きたい。
恋人ができると誰もが思うことですね。
はやく大人になりたい。
いつまでも子供でいたい。
どちらを望んでも、時計の針は常に一定の時を刻むだけです。
時間の速度は誰にも変えられない。
それなら生き急いだりしないで、今を大切にしよう。
この曲の主人公にとって、君といる時間がすべてであるということが伝わってきます。
大切なものを置いてきた
東京の街を忙しく
今日も流れてく 山手LINE
すれ違い様 ぶつかった 誰かの
「ごめんね」は 聞こえやしない
出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α
主人公と君がいる街は、東京のどこか。
混雑する山手線では、誰もが余裕のない表情で歩いています。
誰かとぶつかって謝っても、相手は自分の謝罪すら聞こえていない様子。
なんだか寂しい社会ですね。
忙しい日々の中に、大切なものを置いてきてしまっているような気がします。
一緒に抜け出そう
TV Showは どうでもいい
スキャンダラスを毎日叩いて
綺麗に 着飾る ことが
ステータスの世の中には何もない
ことを僕らは知ってる だから
今すぐ ここを抜けだそう
君との 一瞬を 無駄にはしたくない
この街が眠る頃 その手を引いて
出典: Boy Meets Girl/作詞:Rude-α 作曲:TAAR・Rude-α
毎日のようにテレビで映される誰かのスキャンダル。
そんなふうにして誰かを貶めたところで何も生まれない。
君もそれを知っているはず。
だから自分と一緒に抜け出そうと、君を誘っています。
この歌詞には、雑多な日々に迷い込んで、君を見失いたくないという想いもあるのかもしれません。
「君との一瞬を~」の歌詞には、どこか必死さが滲んでいるように感じます。
主人公はきっと、悪口ばかりの世間に嫌気がさしているのでしょう。
はやく君と二人きりになりたくて、気持ちが急いている様子です。