「JR SKISKI」キャンペーン主題歌をsumikaが担当!
スノーレジャーでこの冬だけの思い出を
90年代から冬のスノーレジャーを盛り上げるべく実施されているキャンペーン「JR SKISKI」。
近年では、次世代の人気アーティストを数多く輩出する企画としても注目を浴びています。
今回ご紹介するのは、そんな「JR SKISKI」の2018年度キャンペーンソング。
キャンペーンムービーはこちら!
歌詞の前に、まずは【ホワイトマーチ】を使用したキャンペーンムービーを併せてご覧下さい。
この年に起用されたのは俳優・伊藤健太郎と女優・松本穂香。
キャンペーンのキャッチコピーは、「この雪には熱がある。」となっています。
大学生の男女6人組が雪山へと遊びに行く風景を描いたこの映像。
近年のスマートフォンの普及に合わせ、より臨場感を持たせるべく縦長の動画となっているそうです。
冬のレジャーの楽しさを知っている人々にとっては、またあの心ときめく雪山に行きたくなる。
そんな気持ちを思い起こさせるような映像となっているのではないでしょうか。
ムービーを彩るBGMとなっている、sumikaの【ホワイトマーチ】。
早速歌詞を見ていこう♪
色褪せた街の中の、色褪せた自分
灰固まった道歩き
呼吸も上手くできない
深呼吸をすれば
肺も固まる様なこの街
出典: ホワイトマーチ/作詞:片岡健太 作曲:黒田隼之介,小川貴之
自分たちが普段暮らすこの街。
たくさんの鉄筋ビルが立ち並ぶ見慣れた街並み、コンクリートで綺麗に舗装された見慣れた道のり。
いつもと変わり映えのしない景色に、なんだか憂欝になる日もあるのではないでしょうか。
楽しいこと以上に、辛いことや苦しいことの多い息の詰まる毎日。
最近、大きく深呼吸したのっていつだったかな。
大きく深呼吸をしたいと思えたのって、いつだったっけな。
そんな考えが、ふと頭をよぎったことはありませんか?
文句ばかりを垂れ流し
そのくせ足並み気にしい
白い息を羨んでは染まるもんかと
街を飛び出した
出典: ホワイトマーチ/作詞:片岡健太 作曲:黒田隼之介,小川貴之
そんな重苦しい気分で毎日を過ごしていると、街の景色も、そして自分自身の気持ちも。
どんどん彩やかさを失っていくのではないでしょうか。
やることなすこと気に入らない日々、気づけば口をついて出るのは後ろ向きな言葉ばかり。
それでもひたすら人に従い右向け右で、周囲の目や周りの視線を気にした行動しか取ることができない。
街並みが色褪せて見えるのは、何よりも自分自身が色褪せてしまったからでは?
ふとそんな考えが、ある日頭をよぎったのでしょう。
自分は、このままではいけない。
そう思い、この歌の主人公は見慣れた景色の中から一度飛び出すことを決意したのです。
真っ白な世界の中で自分の中に残るものとは?
とびきりに白い場所探し求め
辿り着いたゼロ地点で
確かめたい熱を
出典: ホワイトマーチ/作詞:片岡健太 作曲:黒田隼之介,小川貴之
主人公が求めたのは、ただひたすらに真っ白な世界が広がる冬の雪景色でした。
上も下も右も左も、どこまでも白一色で覆われた一面の銀世界。
自分という存在以外には音も色すらも存在しないような、そんな世界です。
皆さんは、経験したことがあるでしょうか?
都会と呼ばれる場所で普段暮らしていると、なかなか経験のない景色なのではないかと思います。
そんな非日常な空間の中に1人佇んでいると、様々な感覚が研ぎ澄まされていくような気さえするのです。
余計なものを一切排除した只々真っ白な世界で、それでもなお自分の中に残る思いや熱。
自分の中にある最も大事なものを、この白銀の世界で主人公は確かめようとしているのです。