自分が生きているステージは誰にも邪魔されたくない。
でもそんなことが許されないのが大人社会なのでしょうか。
認められない「違い」は…
ほんのボタンの掛け違え
そんなつもりじゃないのに
大事なものが壊れるのは
あっけない 夢みたい
出典: One and Only/作詞:稲葉浩志 作曲:多保孝一
「ボタン」が表すのは意見の食い違いです。
自分の主張と相手の主張がどうしても噛み合わない場面に出会ったのでしょう。
「違い」が元で起こる言い争い。取り返しがつかないことに発展することもあります。
上手くいっていた関係がたった1つの違いで崩れてしまう。
相手に対する信頼は「夢」のような不確かなものだったのです。
やり直すことができれば…
想像以上に世界はねじくれ
語るほど遠のく真実
想像以上絆は強いし
C‘mon C’mon また会う日まで
出典: One and Only/作詞:稲葉浩志 作曲:多保孝一
先程の歌詞ではシンプルと表した「世界」。ここでは別の一面を見せているようです。
「世の中」「社会」と言い換えることができる現実的な場面が歌詞になっています。
意見の違いから途切れた信頼関係を修復しようとしたのでしょうか。
相手の意見を認めて和解を試みたけれど言葉が伝わりません。
こちらの言葉を素直に受け取る隙間も無いくらいねじれた心。
でも仲間であったことを否定はできない。それが今も感じている「絆」です。
離れていった仲間には「こっちへ来いよ!」と投げかけます。
例えそれを拒まれたとしても「また!」と手を上げているのでしょう。
相手の意見を認めたくないことは日常生活でもあります。
いさかいと修復を繰り返してまた結びなおせる関係。
歌い踊り走るMV…動いてます
ここで「One and Only」のMVをご紹介します。
ドラマで動いて走る木村拓哉さんを見ることは可能でしたね。
でもステージ上で歌い駆けずり回る姿は、長い間見ることができませんでした。
MVでは完全復活以上のステージワークを見せてくれます。
動きは激しいのですが甘さもある「yeah」の歌声がハート目掛けて飛んでくるかも…。
最後のライブからここまでの時間を感じさせないのはさすがとしか言いようがありません。
ただ独りの存在を見せつけ聴かせるMVです。
懸命な姿を見て欲しい
心地よい汗をかいて
失うものがないなんて言えない
守りたいものだってある
何かを背負って走り抜く姿
悪くなくない?
出典: One and Only/作詞:稲葉浩志 作曲:多保孝一
多くの壁を乗り越えて手にした今の地位を手放すことは望みません。
1番に守らなければいけないものは木村拓哉さんなら「家族」でしょう。
そして気が付けば背中にあるのは「責任」や「義務」。
果たす必要があるものばかりです。
軽くはない楽ではないけれど結果を待つ人がいます。
そのために汗をかくことは「悪い」ことではありません。
悪戯っ子のように投げかける二重否定でクールに走り続ける姿がイメージできますね。
誰もが1つの存在だから
叫ぼうや One and Only
もう一歩前に前に
燃えようや One and Only
自分だけのシャウト
君だって One and Only
ほかに見当たらない
正真正銘 One and Only
かけがえのないライフ
出典: One and Only/作詞:稲葉浩志 作曲:多保孝一