「残り風」は抽象的で美しい曲♪

【いきものがかり/残り風】歌詞の意味を考えてみる!見失う日々、そして君…求めた答えは見つかるの?の画像

この記事で紹介する「残り風」は全体を通して抽象的な歌詞が印象的な曲です。

そのため、どんな意味が込められているのか想像しながら聴くともっと楽しめるかもしれません。

そこで、今回は「残り風」の特徴と気になる歌詞の意味を詳しくチェックしていきましょう♪

あなたが感じた歌の世界観を大切にしながらじっくり聴いてみてください!

『BLEACH The 3rd Phantom』のテーマソングに採用された曲

【いきものがかり/残り風】歌詞の意味を考えてみる!見失う日々、そして君…求めた答えは見つかるの?の画像

「残り風」は2008年に発売されたゲーム『BLEACH The 3rd Phantom』のテーマソングに利用された曲です。

中には曲名を知らなくてもこちらで聴いたことがある人もいるかもしれませんね。

すでにこの曲を聴いたことがある人はぜひ、思い出しながらチェックしてみてください。

 

それでは、続く部分で早速歌詞について詳しく見ていきます。

どんな意味が秘められているのか、何を伝えようとしているのかを感じ取ってみましょう!

何かを失ったことを感じさせる歌詞から始まる

出だしの歌詞を聴くと『何かを失った様子』を垣間見られるかもしれません。

後悔や悲しみを感じられる歌詞なので、その裏に何が隠されているのかを考えてみましょう。

「もう二度と戻れない」と知る
涙で滲んだ道を歩いて本当は少しだけ見えていた明日を気にした

出典: 残り風/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

最初に出てくる「戻れない」というワードから、何かを永久に失ってしまったことを感じ取れるかもしれません。

それによって歌の主人公は悲しみを感じているようです。しかし、絶望の真っ只中というわけではありません。

「少しだけ見えていた明日」というフレーズから何らかの希望を抱いていることがわかります。

しかしその希望ははっきり見えているわけでなく、うっすらと見えている風景のようなものなのでしょう。

とはいえ完全な絶望ではないので進み続ける勇気を得られるかもしれません。

失ったものは『日々』、その意味は?

気がつけばもう見えぬ面影を探す
一度無くした日々は何処?何処?

出典: 残り風/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

失ったものについてここでは『日々』と表現しています。

『日々』とは何気ない日常のことかもしれませんし、なにか生活の一部を満たしていた大切なモノなのかもしれません。

この時点では何のことなのかよくわかりませんが、じっくり考えながら聴いていくと全景が見えてくるでしょう。

この後の展開を楽しみにしながら「残り風」を聴いてみることをオススメします。

他に失ったものもある?

ひとところに留どまる恐さを見つけて踏み出した時
君は何処?何処?

出典: 残り風/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊

ここで注目したいのは『君は何処?』という短いフレーズです。

わずか4文字の言葉ですが、ここから『君』という大切な存在を見失ってしまったことがわかります。

『何処?』というワードを2回繰り返していることを考えるとよっぽど大切な存在だったのかもしれません。

だからこそ絶対に見つけたいという思いが秘められているのでしょう。

 

こうして歌詞を少し見ていくと『日々』と『君』という2つのものを失っていることがわかります。

失ったことによって悲しみを感じているようですので、主人公にとってとても大切なものだったのでしょう。

果たしてこれらのものが見つかるのかどうかがとても気になるかもしれませんね。

それでは続きを見ていきましょう♪

何かを求めていることを感じさせる歌詞

有り触れるその言葉だけどふいに何かを信じてみたいの
いつかまた巡り逢うのだと秘かに誓う

出典: 残り風/作詞:山下穂尊 作曲:山下穂尊