LIP×LIP「ロメオ」の歌詞に込められた想いとは？パート分けやPVに出てくるキャラもチェック♪

素敵な人だから、お姫様にふさわしいドレスを着せてあげる。

キスして、夜空の星を2人のものにしようと笑い合う。

まさに、女性が思い描く王子様とのラブストーリーではないでしょうか！

イケメンアイドルのLIP×LIPに語りかけられたら、思わず頷いてしまうに違いありません！

ところで、急に「ジュリエッタ」という名前が出てきましたが、一体誰のことでしょうか。

わかりやすく言えば、「ロメオ」という男性にふさわしい女性のことであり、曲のリスナーを指しています。

でも、なぜ「ジュリエッタ」という名前なんでしょう。

それは、「ロメオ」という曲が、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」をもじっているからです。

ですが、「ロメオ」は愛する2人が結ばれるハッピーエンドで終わりそうですよ。

素敵な王子様が一緒にいてくれる、そして悪い夢を見ても助けてくれる。

言葉だけでは伝わらない、態度で表現される優しさですね。

愛する2人は、ついに遠い国へと旅立っていきます。

どんな困難があっても、愛を成就させることはできるのでしょうか？

命に代えても「ジュリエッタ」を守るという、そんな「ロメオ」の言葉を信じましょう。

先ほど『「ロメオ」は「ロミオとジュリエット」が元になっている』と書きました。

ただ、この物語はシェイクスピアの四大悲劇のうちの一作なんですよね。

あらすじを述べると、14世紀のイタリアで、2つの上流家庭が争うというものです。

しかし、対立する家庭の息子と娘は、図らずも恋に落ちてしまうのです。

敵対し合う家庭に生まれた2人は、遠い国へ旅立とうとして失敗し、悲劇的な結末を選びます。

ですが、LIP×LIPの「ロメオ」って、そこまで悲劇的な内容ではありませんよね。

「一緒に遠くへ行こう」と呼びかけてはいますが、2人の家に問題があるわけではありません。

「ロミオとジュリエット」をモチーフにしたのは、「大切な人を守るためなら命を賭けてもいい」というメッセージを伝えるためではないでしょうか？

でも、「ロメオ」と「ジュリエッタ」は、夢のような恋をしつつ、周囲の理解も得て幸せになれるに違いありませんよね！

LIP×LIP「ロメオ」のPVには、愛蔵と勇次郎のほかにも「告白実行委員会」のキャラが登場しています！

まずはPVを確認してみましょう。

ゴージャスなお城に現れた謎の王子。その姿は勇次郎そのものです。

そして、告白されるツインテールのお姫様は、読者モデルの成海聖奈ですね。

庭園の東屋に現れてお姫様を誘うのは、もちろん愛蔵です。

歌詞の通りの夢のような世界が描かれ、私服に着替えた聖奈がLIP×LIPの2人に挨拶します。

どうやら、PVの撮影場面を描いた劇中劇だったようですね。

撮影が終わった途端に会話もせずに別れてしまう勇次郎と愛蔵を、周囲はヒヤヒヤして見守ります。

その後、学校などの日常生活が描かれますが、名前がわからないキャラが1人登場します。

パッケージにLIP×LIPが描かれたお菓子を持つ少女です。

その少女と話すのは、愛蔵と勇次郎の高校の同級生・涼海ひよりですが、やや幼いので中学時代の回想ではないでしょうか？

路上でテレビを見る愛蔵に似た男性は、柴崎健です。苗字が愛蔵と同じなので「兄では？」という噂がありますが、未確定です。

その後テレビの前を通る3人の少年は、左が山本幸大、右が榎本虎太郎です。

ただ、中央の少年は後ろ姿だけなのでキャラクター名を確定できませんでした！

LIP×LIPが2人だけのユニットということもあり、「ロメオ」のパート分けを確認するのはあまり難しくありません。

まず、最初の「ロメオ」という囁きは2人が同時に発しています。PVで2人が映っている場面は、2人で歌っていると考えて良いでしょう。

その後のパートも、勇次郎が映っている箇所は勇次郎（声優・内山昂輝さん）、愛蔵の場面は愛蔵（島﨑信長さん）です。

「僕」が勇次郎で「俺」が愛蔵、と言うこともできますね。

ただ、1分28秒の「誰もが貴女を欲しがって」のように、画像は勇次郎でも愛蔵が歌っている箇所もあるので注意してください！

1分42秒の「世界が貴女を欲しがって」も、愛蔵ではなく勇次郎のパートです。

歌詞が変わりますが、2番以降も同じパート分けになっていますよ！