タイトルにもなっている「I'll be back」というのは、「僕は戻って来るよ」という意味です。
サビに行く前にも、何度かこの部分だけリフレインされています。
よく「言葉はチープ」と言われますが、「I'll be back」でも同じような事が歌われていますね。
言葉だけなら何とでも言える。最も大切なのは行動するという事実。
サビの歌詞からは、新しい決意をした恋人が自分の元から去って行くのを、愛しているがゆえに止めない男性の気持ちが伝わってきますね。
尚、ここのキーも原曲は高めです。一番高い音がA♭(ラ♭)で、男性は地声で出すのが辛い音域になります。ですので、カラオケで歌う場合はキーを3つ程下げると良いでしょう。
2番のAメロはちょっと雰囲気が変わります
Turn in up!
スピードが増す似たような毎日
躓くように歩いてみては 同じような事ばっかり
繰り返してる ぼくたちは止まれそうにない
交差点の中心 すれ違う人の群れはUnknown
出典: I'll be back/作詞:NIKKI FROM WHITE JAM・NOA FROM WHITE JAM BEATZ・SHIROSE FROM WHITE JAM/作曲:SHIROSE FROM WHITE JAM・ ヒロイズム・DJ FIRST WHITE JAM BEATZ
1番のAメロと違い、2番のAメロはラップとまではいかないまでもほとんどワントーンで歌詞を「話して」いる感じです。
具体的には、「Fマイナーのコード(ファ・ラ♭・ド)」のうち、「ド(C)」の音を多用しています。
1行目の「Turn in up」は、おそらく「Turn it up」と書きたかったのかもしれません。「ボリュームを上げろ」という意味になります。
Aメロはもう少し続きます。
また打ち込んだ I'll be back
未だに見送信のまま(I'll be back)
Yeah 触れたくて
気持ち抑えられない You're Perfect
あの日にmy love 抱きしめてたら
何が変わった? とか今更
言いかけてた tell me why?
もう言わないままでいいや
You're Beautiful
そのままの君でいてよ
出典: I'll be back/作詞:NIKKI FROM WHITE JAM・NOA FROM WHITE JAM BEATZ・SHIROSE FROM WHITE JAM/作曲:SHIROSE FROM WHITE JAM・ ヒロイズム・DJ FIRST WHITE JAM BEATZ
登場人物の男性は、「あの時ああしていれば良かったな」と過去のタラレバをずっと考えているようです。
「tell me why」は、「なぜか教えて」という意味。でもこの登場人物は、理由を問いただせなかったようですね。
2番のAメロの後は、サビを2回繰り返して終わります。「1番Aメロ⇒サビ⇒2番Aメロ変形型⇒サビ2回」という珍しい曲の構成ですね。
まとめ
Da-iCEの「I'll be back」いかがでしたか?
ボーカルのスキルといい、ダンスのスキルといい、J-POPらしからぬ完成度の高さですよね。
筆者の個人的な願望を言えば、転調もないシンプルな楽曲だけに、あともうワンノートメロディアスな要素があっても尚良かったかなと思います。
例えばFマイナーのテンションコードのB♭、Dの音とかをうまく差し込むと、また違った色が出ますよね。まあ、あえてシンプルに作ったのかもしれませんが。
実力のあるグループなので、今後がとても楽しみです!
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