Survival of the illestとは

ヒプノシスマイク【Survival of the Illest】歌詞を解釈!待ち侘びた瞬間と事件とはの画像

ヒプノシスマイクによって闘うこと、それが彼らの生き方です。

不器用な男たちは、ヒプノシスマイクという手法によって戦います。

そうして生きることが、彼らの宿命とされているのです。

理不尽に定められたこの宿命の元、しかし、彼等はその刹那を生きます。

むしろ、刹那を悦と感じているかのように。

ヒプノシスマイクのSurvival of the illestは、そんな彼らのこと。

「最期に生き残る一番格好いい奴ら」という意味なのです。

そんな意味を持つこの楽曲は、ヒプノシスマイクのゲームで用いられています。

楽曲のリリックは、4ディビジョンそれぞれの個性を表現しているかのよう。

しかし、単にそれだけに留まっていない魅力もあるのです。

一体どんな魅力が隠されているのか。

リリックから、その世界観を掘り下げてみましょう。

イケブクロディビジョンの彼ら

やっぱり一番手は

ヒプノシスマイク【Survival of the Illest】歌詞を解釈!待ち侘びた瞬間と事件とはの画像

one and here comes the two to the three
bros in the place to be
一番手 Double Bが口火切る この街に生きこの街に死す

出典: Survival of the illest/作詞:Amon Hayashi 作曲:Amon Hayashi Dirty Orange

この楽曲のまさに冒頭です。

やはりヒプノシスマイクの楽曲の口火を切るのはバスターブロスであって欲しい。

そんなファンの声にしっかりと答えたかのようです。

山田兄弟の無骨でありながら愛すべき兄弟愛が、その一番手の名乗りを上げます。

イケブクロを愛し、この街を守る。

俺たち兄弟は最高で、最高の場所を守っていると表現されています。

自分達のフィールドを守るためならば、死をも恐れない。

ファンク武骨で、でもどこか底抜けに明るい兄弟の絆を感じさせます。

一筋の思いを胸に

ヒプノシスマイク【Survival of the Illest】歌詞を解釈!待ち侘びた瞬間と事件とはの画像

Wanna battle me? yo haha mic check
何年だって変わんねぇ my way
この道ひとつに一筋 生き急ぐtokyo street

出典: Survival of the illest/作詞:Amon Hayashi 作曲:Amon Hayashi Dirty Orange

山田兄弟らしさと表現しても良いリリックといえましょう。

マイクを用いたバトル手法の中という決められた生き方の中でも構わない。

ここで生きていくと決めたのだから、という一筋の熱い思いを感じさせます。

そして、なによりバスターブロスはが印象的です。

兄を慕い、時に喧嘩すれども、弟同士もどこかで絆を感じている。

同じ血を分かつ男同士の不器用だけど愛らしさがあります。

一度、戦いの舞台に立てば、絶対に負けないという勝気な思いを持つ彼等。

ぶつかり合いつつも離れない。

他人には理解できない奥深いところでつながっている絆があるからでしょう。

ヨコハマディビジョンらしさ

ヨコハマの潮風を感じて

ヒプノシスマイク【Survival of the Illest】歌詞を解釈!待ち侘びた瞬間と事件とはの画像

響かす爆音 how about some hard core
潮風も乾かす熱風 propsは全部かっさらっていく

出典: Survival of the illest/作詞:Amon Hayashi 作曲:Amon Hayashi Dirty Orange

一見クールなれども、その内側には潮風も乾かす熱風を持っている。

この辺り、まさにマットトリガークルーらしさを表現しているといって良いでしょう。

そんなカッコいいマットトリガーが睨みを利かせています。

ちょっと粋がって、勝てると思って近づくな。

俺たちは半端な優しさを持っていない。

やるなら、つねに本気だということでしょう。

不器用だが、確かな心を持っている彼等。

その心の炎は、そんじゃそこらの熱さではないということです。

潮風も乾かすほどに熱い熱風なのですから、尋常ではありません。

クールなクルーならでは

ヒプノシスマイク【Survival of the Illest】歌詞を解釈!待ち侘びた瞬間と事件とはの画像

blooded 撃ち抜く眉間
人間が人間であるがゆえのbattle

出典: Survival of the illest/作詞:Amon Hayashi 作曲:Amon Hayashi Dirty Orange