ねえ テトテをつなげる距離も
ほんの わずかだけその距離も
壊れそうな今怖くて 近づけそうにないけど
本当の気持ちが言えたなら
君のことが大好きだとか
そんな『いつか』はいつくるの あの日から今日も

出典: テトテとテントテン with whiteeeen/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

もしも、運が良く2人きりになれたら。

それか、たまたま隣に座ったりすることになったら。

きっと「」は手を伸ばしたいはずなのです。

ただ、それができない。

手と手が触れ合ったその瞬間、反射的に「僕」は手を引っ込めてしまうでしょう。

それを相手にどう受け取られるか、好き?嫌い?

「僕」はそれがわかってしまうのが恐いのです。

本当はもっと力強く手を握りたい、手と手を取り合って2人だけの世界に行きたい。

そんな、正直な気持ちを「僕」は告白できるのかどうか、自分自身に問いかけます。

ほんの少しの勇気と、万一の不本意な結果に耐える覚悟を持てる日が来るのでしょうか。

冷静なもう1人の「僕」は自分次第とわかっています。

2番の歌詞

【テトテとテントテン with whiteeeen/GReeeeN】歌詞考察!最後の展開で目が点に?の画像

1番は片思い中の男子の気持ちを切々と歌っていましたが、2番もこの調子なのでしょうか。

早速続きを読んでいきましょう。

場面転換

WOW、、、I WANNA、、、HOW? THIS FEELING

帰り道 見つけた君
夕焼けの中 前歩いてた
急げば届く でも行けない僕
気づかれないよう 足止めよう

出典: テトテとテントテン with whiteeeen/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

主人公の目の前に偶然片思いの相手が現れました。

好きな人と苦手な人。

相手に抱く感情はまったく逆なのに、目の前にしたときにとる行動は不思議と同じです。

普段は歩幅の大きい「僕」も、「君」を前に歩みを止めてしまいます。

何故気付かれてはいけないのか?

それは、普通の態度をとることができないから。

自分の思いがあふれるのを止められないからなのです。

悩みの日々が続く

またそうやって家(うち)に帰るんだ
そしたら今日も眠れないんだ
もうなんだかんだ言ってらんないな
気持ちは増していくばかりだ

出典: テトテとテントテン with whiteeeen/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

相手との距離を縮められないまま帰宅し、そのことを後悔する毎日

その一方で、好きな相手が視界に入ったという事実だけで幸せを感じる毎日

「恋は盲目」といいますが、それだけ意識の中に占める割合は大きいものです。

真剣だからこそ

ねえ テトテをつなげる距離は
ほんの わずかだけその距離は
また今日も本当遠くて 嘘つきな僕が空回り
本当の気持ち言えないまま
君のことが大好きなまま
そんな『きっと』どうかお願い あの日から今日も

出典: テトテとテントテン with whiteeeen/作詞:GReeeeN 作曲:GReeeeN

恋に真剣であるから、真面目だから、動き出せないこのもどかしさ

素直になれないのは、相手だけでなく自分に対してもです。

大人からは「何を気にしているの?」と言われるかもしれません。

しかし、そう言っている大人自身さえ実は過去に同じ経験をしています。

コーダの歌詞

さて、このあと主人公は動き出します。

どんな結末を迎えるのか、楽しみにしながら続きを読んでいきましょう。

突然のラップ、そこで登場するのは…