もっと頑張って アガるまでもっと頑張って
繋がろうひとりよりふたり 増えたら安心 心配ないや
出典: 踊/作詞:DECO*27 作曲:Giga・TeddyLoid
とはいえ、傷が癒えたわけではないので、センシティブではあります。
本当は誰かと繋がるのはしんどいかもしれません。
だけど、強引にでもアガる方向に持っていく、ちょっとした荒療治です。
だから、無理矢理にでもテンションアゲるために、自分に”頑張って”と言ってみます。
”繋がろう”というのは、ひとりでふさぎ込んでも堕ちるだけだから、誰かと繋がりたい。
自分だけの世界にいちゃ悲しくなるだけ、たくさんの人と繋がれれば楽しくなります。
人と触れ合うことで、失恋の痛手なんて大したことないや、と思えれば結果オーライです。
ちょっと荒っぽく見えますが、実は心理をついたやり方だと思います。
繋がった仲間
Alright 任せて don't mind
波あり難題 みんなで乗っかっちゃえば
案外さくっと行っちゃいそう
出典: 踊/作詞:DECO*27 作曲:Giga・TeddyLoid
もうノリノリのアゲアゲなパートです。
主人公のセンシティブな心理に対してのアンサーだと思います。
心配しないで、みんなでアガれば悩みなんてどっか行っちゃうよ、という感じです。
仲間と繋がれた結果、無理矢理アゲたテンションは本当になります。
そうしてくれたのは、仲間たち、つまり人です。
ひとりでは泣くことしかできなかったかもしれません。
けれど、その気持ちを共有してくれた仲間が心を引き上げてくれる。
あるいは、ふさぎ込む自分を客観的にからかってみている言葉ともいえます。
自分で自分をからかってみることで、気持ちが楽になったりすることもあります。
Let's Party!!!
今宵は暗転パーティー
Woah 踊りだせ 踊りだせ 孤独は殺菌 満員御礼
Woah 痛みまで おシェアで ここらでバイバイ let go
出典: 踊/作詞:DECO*27 作曲:Giga・TeddyLoid
冒頭のサビをもう一回はさんでのパートになります。
もう理性のタガが外れた無礼講、Let's Party!!! です。
”踊りだせ”のフレーズを三連符の少しもたついたメロディーにすることで、「踊」を印象づけています。
”孤独は殺菌”というのもおもしろい表現です。
孤独とかネガティブなものは必要ない、ただ踊って騒げばいい。
痛みもみんなでシェアすればどうってことないでしょ、と笑い飛ばします。
ネガティブを叩く
どんな劣等感だとて 即興の血小板で
抑え込んで 突っ込んで 仕舞っちゃうでしょ
出典: 踊/作詞:DECO*27 作曲:Giga・TeddyLoid
テンション爆上げのパンチでネガティブを叩きのめします。
血を固めて傷口を塞いでかさぶたをつくる血小板に例えるのがおもしろいところです。
劣等感という傷口を即興で塞いで抑えとけば勝手に治る。
それくらい大したことじゃないよ、と言いたいのだと思います。
弱気な本音
Up and down なテンション
ねえまいっちゃってんの相当
ドバっと噴き出すのは 本音の独り言
出典: 踊/作詞:DECO*27 作曲:Giga・TeddyLoid
テンションが上ったり下がったりで落ち着かないのが本当のところです。
本当はかなりまいってる弱気な本音を吐露します。
それでも、弱気な本音を噴き出すのもまたポジティブにする方法の一つです。
泣きたい時は思いっきり泣く、愚痴を聞いてもらう、本音を吐き出すことは大事です。