『おそ松さん』第2期OPの秘密に迫る

A応P「君氏危うくも近うよれ」タイトルの読み方は!?『おそ松さん』主題歌のフルMVと歌詞の意味!の画像

『おそ松くん』といえば、ギャグマンガの王様と呼ばれて名高い赤塚不二夫の作品なのでご存じの方も多いかもしれませんが、2017年10月より放送中の『おそ松さん』についてはどうでしょうか。

この『おそ松さん』ですが、元を辿ると2015年に赤塚不二夫生誕80年を記念して制作された作品が最初になります。

2015年の続編放送当時は、幾らあの『おそ松くん』といえど、現代で放送して受けるのだろうか。

そんな疑問の声もありましたが、蓋を開けてみればびっくり!

女性ファンを中心に爆発的な人気を呼び、「anan」といった一般女性向け雑誌でも表紙を飾るなどして、社会現象といっても過言ではないブームが起きましたね。

そんな『おそ松さん』の2期、それもOPといえば話題になって当たり前だと思います。

ということで、早速「A応P」が歌唱する「君氏危うくも近うよれ」の歌詞MVについて触れていきましょう。

『おそ松さん』1期について

『おそ松さん』は、二十歳を超えても働こうとしない松野家の六つ子たちによるギャグコメディアニメで、スタッフには『銀魂』や『ドラえもん』などに携わったスタッフもいます。

非常にパロディが多いアニメでもあり、特に1話はアニメ業界でも伝説と評されるほどの評判!

声優陣もとても豪華であり、アジアナンバーワンとすら美声が魅力的な神谷浩史に、数々のアニメで主演を務める中村悠一といった面々が揃っています。

しかもこのアニメがお勧めできる理由の1つとして、お笑い番組を作っていた経験があるスタッフにいるので、アニメに詳しくなくてもお笑い番組を見るようなスタイルもとれます。

A応Pってどんなアイドルグループ?

A応P「君氏危うくも近うよれ」タイトルの読み方は!?『おそ松さん』主題歌のフルMVと歌詞の意味!の画像

日系エンタテインメント!とアニメシアターXが共同で立ち上げたユニットで、メンバーはみんなアニメ大好きだ!というのが1つ特徴として挙げられます。

通常のアイドルよりも、アニソンアーティストとして側面が強いユニットであり、週刊少年マガジンで連載している『ダイヤのA』や『南鎌倉高校女子自転車部』といったアニソンを歌っています!

メンバーはガチのアニメファンで、『カードキャプターさくら』といった往年の名作から、『アイドルマスター』シリーズといった定番まで様々な趣向です。

みんな20代前半、若い娘であれば10代もいるというのにそんなアニメまで知っているなんて、本当にアニメが好きだと確信できますね!

歌っている曲はどれもポップでアニソンらしいものが多いので、一聴の価値があるでしょう。

『君氏危うくも近うよれ』の読み方やMV

A応P「君氏危うくも近うよれ」タイトルの読み方は!?『おそ松さん』主題歌のフルMVと歌詞の意味!の画像

さて『おそ松さん』の第2期のOP「君氏危うくも近うよれ」ですが……ちょっと読み方が危うくなってしまう、そんな人もいるかもしれませんね。

読み方は「君氏(くんし)危(あや)うくも近(ちこ)うよれ」が正解です。

本曲は第1期OPである「はなまるぴっぴはよいこだけ」で呈した疑問に対する答えを示した構成にもなっており、作詞者のあさきの熱情がうかがえると思います。

曲調としては、疾走感のあるギターリフからの和風ロックが何度も聞きたくなるような気持ちよさを与えてくれます。

特に尺八の音なのか、心がすっきり洗われるような音は是非とも聞いてほしいです!

「君氏危うくも近うよれ」のMV

こちらがA応PによるMVで、何故か最初からVRゴーグルをつけたメンバーの姿が!

コメディ・ギャグ感の強いアニメである『おそ松さん』のOPなので、MVもひょうきんなところがありますね。

メンバーらが着ている衣装は水色のものですが、これは六つ子のスーツがモチーフにされているということで、衣装にもこだわりが垣間見えます。

なんにしろ『おそ松さん』要素を散りばめられたMVなので、ファンからの評判も良いようですね!

『君氏危うくも近うよれ』の歌詞!

A応P「君氏危うくも近うよれ」タイトルの読み方は!?『おそ松さん』主題歌のフルMVと歌詞の意味!の画像

「君氏危うくも近うよれ」の歌詞には色んな意味が隠されています。

あっ!と思えるような情報も多いので、見ていきましょう。

「君氏危うくも近うよれ」

ごめんねって素通り
本音じゃないけれど
所詮だってそうじゃね
挙句六つアイソロジー

出典: https://twitter.com/tartetatin0707/status/919214282704789505

一見すると意味のない言葉を語感よく並べているようにも思えますが、そうではありません。

一期の「全力バタンキュー」の時からそうなのですが、『おそ松さん』の楽曲フレーズ自体に隠された意味があると言われています。

その考察は決して的外れではなく、作詞者のあさきも問題提起と答えを意識しているのは先述していた通り!

CDが発売されてからもっと本格的な考察の必要があるとは思いますが、発売までに自分なりの解釈を見いだしてみるのもいいかもしれません。