AKB48「マジスカロックンロール」

【マジスカロックンロール/AKB48】PVのセリフや振り付けが気になる!歌詞&収録作品も紹介!の画像

2010年2月17日にリリースされた15thシングル

「マジスカロックンロール」は、15thシングル「桜の栞」の共通カップリング曲として収録されています。

人気絶頂期のAKB48楽曲ということで、オリコン週間ランキングが1位を獲得しています。

選抜メンバーは、不動のセンターと呼ばれる前田敦子、大島優子、高橋みなみなど黄金期のメンバーが集結。ノリのいい楽曲アイドルには似つかわしくない不良たちの言葉を代弁したような歌詞が印象的でした。

ドラマ「マジすか学園」のオープニングテーマ曲

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この楽曲を語るのであればこのドラマは外せません。テレビ東京のドラマ枠で2010年から放送されている「マジすか学園」

このドラマを企画&原案が秋元康ということでAKBグループのメンバーの多くが出演しているんですね。

そして、アイドルらしくないAKB48を!という意気込みのもと選んだのが「ヤンキーたちの抗争」を描くというもの。

出演するメンバーの中には、演技することが初めてという人もいたため、ドラマ慣れしている人にはいまいちだったかもしれませんが、それでも回を追うごとに成長を感じ取れたり、ファンとしてはうれしい作品です。

現在は、シーズン5まで作成されスピンオフとして「マジすか学園0 木更津乱闘編」なども放送している人気番組となっています。主役を演じるのが第1・2シーズンが前田敦子。

それ以降は、AKB48期待の星、島崎遥香や宮脇咲良が主演を演じています。

このドラマの主題歌となったのが「桜の栞」で、オープニングテーマとして「マジスカロックンロール」が使用されていました。

その後にもシーズンが変わるごとに「ヤンキ―ソウル」や、島崎遥香が”ぽんこつ”と言われていることからとったであろう「ポンコツブルース」「マジすかFight」などリリースされています。

しかし、シリーズ最高傑作と呼ばれるのは「マジスカロックンロール」ですね。

インパクト大の振り付け

振り付けを担当したのは新垣寿子

「マジスカロックンロール」の振り付けをしたのは、AKB48グループ以外にも=LOVEやふわふわなどの振り付けも担当している新垣寿子です。

安室奈美恵withスーパーモンキーズの歴代メンバーとしても有名ですよね。

シングル曲では「大声ダイヤモンド」や「ヘビーローテーション」なども何人かの振付師と共同で担当しており、NMB48では「カモネギックス」や「高値の林檎」などが一人で振り付けした作品ですね。

今回は、「ヘビーローテーション」と同じようにマイクスタンドを使用しているので、上半身の動きがポイントですよね。

AKB48の公式MVはどちらかというと「マジすか学園」の総集編のような雰囲気なので、振り付けが気になるなら、こちらの動画をチェックしてください。

間奏シーンではロックンロールを表現してギターを振り回すような振り付けや、応援団のような手の動きも特徴的です。

実は16thシングルのカップリング曲である「マジジョテッペンブルース」も、新垣寿子が担当しているので、こちらも一緒に覚えてみてはいかがでしょうか。

別角度からのカメラワークで、見えなかった振り付けも要チェックですよ!

「マジスカロックンロール」の歌詞はこちら♪

さあ、戦いの幕開けだ!

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楽しいことばかりじゃねえ
避けては通れねえ道
一発ここでやるしかねえじゃん
プチンと何かキレる音がした

校舎の裏 呼び出されて ガタガタ言ってるから
ハンパなヤンキー お掃除しなきゃ

出典: マジスカロックンロール/作詞:秋元康 作曲:Candy & Megane

美少女たちが喧嘩に明け暮れるというストーリーからすれば、ぴったりの歌詞たちですよね。

この最初のフレーズの前に、前田敦子のセリフがあります。このドラマのテーマともいえるんですが、”マジにならなきゃ、勝てねぇよ”の一言に、来た来たー!!ってテンションが上がってしまいますよね。

”いくぜ!ロックンロール!!”と叫び曲が始まります。

この歌詞の中で描かれるのは、「これぞヤンキー」といった分かりやすい世界です。

だからこそ、楽曲全体のイメージもしやすいのかもしれませんね。

マジスカロックンロール
ダセえ 粋がってるだけじゃ
ガンなんか飛ばしてたって始まらねえ
マジスカロックンロール
力 見せつけたいなら
ここで タイマン張ろうぜ! ショータイム

出典: マジスカロックンロール/作詞:秋元康 作曲:Candy & Megane

ただここで描かれているのは、そんじょそこらのヤンキーではありません。

自分の生き方にプライドを持っている孤高のヤンキー。

ごたごたとご託を並べるのではなく、純粋に力の勝負ですべてを分けようとするシンプルな人間です。

そして、”ショータイム”という言葉から、そのタイマンを張るという行為自体を楽しんでいるようにも感じますね。