『昴』のメインテーマソング
『Bolero』は、黒木メイサさん主演の映画『昴』のメインテーマソングにもなっています。
やはりバレエを題材にした映画で、踊ることを宿命づけられた少女が、いろいろな出会いを通じて一流のプリマに成長していくストーリー。原作は曽田正人さんの人気漫画です。
主人公の少女が才能を見初められるシーン、いろいろな困難に遭いながらも夢をあきらめない、そんな主人公の姿がこの曲に重なります。
それぞれの道
人気絶好調だった2009年、ジュンス、ジェジュン、ユチョンの3人が、韓国の所属事務所SMエンターテイメントへ対し専属契約の契約内容や期間、収益の配分での不当性を訴えました。
3人が専属制約の効力停止を求める仮処分をソウル中央地方法院に申請したことで、韓国事務所との関係が悪化。
結果、事務所に残ったチャンミン、ユノの二人と別の道を歩むこととなってしましました。
韓国社会では日本とは違って労働組合がなく、働き手の環境は日本とは違います。3人の行動はその環境に問題を投げかけ、大きな意味があったと思います。
ですがその代償として5人は5人で歌う環境を失い、私たちは5人のハーモニーを聴くことができなくなってしまいました。
JYjとして活動するジェジュン、ユチョン、ジュンス
5人での活動ができなくなった直後、3人はエイベックスより『JUNSU/JEJUNG/YUCHUN』という仮称で活動を始めたが間もなくエイベックスとの関係も悪化。
日本の電波で歌う姿を見ることはできなくなりました。
その後Cjesエンターテイメントとのマネジメント契約を結び『JYj』として活動を始めた3人は、カニエ・ウェスト、ロドニー・ジャーキンスとのコラボレーションした曲を発表。
ドラマの出演や日本を含むアジアツアーの開催など、メディアへの露出は減ったものの人気は衰えていません。
2015年にジェジュンが母国韓国の兵役で入隊したことで『JYj』としての活動は休止。2017年3月に退役したジェジュンはソロ活動で注目を集めています。
『東方神起』の名前を守る2人、ユノとチャンミン
SMエンターテイメントに残ったユノとチャンミンは、『東方神起』という名前のまま二人で活動をしています。
5人の中で一番ハイパートのチャンミンと一番ローパートのユノ。
二人での活動を始めた時は、声のコントラストが強すぎてなかなかバランスが取れていないようでしたが、2017年母国韓国での兵役を終えて帰ってきた二人は大きく成長していました。
本当の意味での再始動!
2017年10月2人の東方神起は、復帰アルバム『FINE COLLECTION~Begin Again~』を発売しました。
2人の東方神起として活動を始めてからリリースした曲と、5人時代の3曲を再レコーディングして収録。その3枚目のディスクの一番最後に『Bolero』が収録されています。
5人で歌ったあの最高のハーモニーを二人で再レコーディングする…かなりのプレッシャーだったと思います。ですが、成長した二人の歌声に不安の影は全くありません。
チャンミンのメロディー、ジェジュンとは違う魅力を出せてます!どちらの『Bolero』が好きかは、それぞれの好みだと思いますが、ちゃんと2人の『Bolero』に仕上がっています。
人間としてもアーティストとしても成長した二人の今後が楽しみです。いつかソロで活躍するジェジュンと日本の歌番組で共演してもらいたいですね!
おまけ
ユノとチャンミン2人の東方神起しか知らない人も多いかもしれませんが、avexの公式YouTubeでは今も5人時代のMVを見ることができます。
興味のある方は、ぜひ5人の東方神起の歌声を味わってみて下さい♪
avex groupの最新Music VideoはYouTubeのavex Channelで!
無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!
今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね