【ユラユラ/BENI】終わったはずの恋なのに…！切ない歌詞の意味・MVを公開！収録アルバム情報あり！

あなたはずっと未来を描き続けていました。未来を描くことができない私とは正反対でした。

だけど私は知ってしまったのです。あなたが描いた未来の中に、私はいないのです。

あなたはあなただけの未来を描いていたのです。それを私は知ってしまったのです。

だからそろそろ私も前を見て、未来を描いていかなければ。そう言い聞かせています。

あなたとの想い出は、あなたと過ごしたこの部屋に散らばっています。

その一つ一つをすくい取れば、輝いていた日々を思い出すのです。

そして集まった輝かしい思い出たちはうずとなり、私を引き込んでいきます。

果たして私はこのうずから逃げ出すことができるのか、できなければ、私の気持ちはずっとあなたへの想いに渦巻いていることでしょう。

あなたと愛し合った時間は確かにありました。だけどいつの間にか消滅してしまったのです。

いったいどこで運命の歯車はくるってしまったのでしょうか。

もしあの頃の2人に戻ることができたなら、私は二度とあなたのことを離しはしないのに。

「ユラユラ」はMVも公開されていますが、感動的だと評判です。

いったいどんな内容なのか見てみましょう。

前奏が始まると同時に、BENIさんがぼんやりと映し出されていきます。

場所はコンクリートに囲まれた晴れた空の下、空港のようです。

歌うBENIさんは大荷物を持って屋外を移動したり、屋内で歌ったりを繰り返します。

屋内ではトランクを開いて荷物を詰めているようですが、周りが雑然しているのでまだ何も手がついていないようにも見えます。

旅立つ飛行機、空に吸い込まれていく飛行機を見送るBENIさん、いったいこの2つは何を意味しているのでしょうか。

人が行きかうターミナル、知らない者同士がすれ違っていきます。

トランクに腰を掛けながら、BENIさんはどこかうつろです。

室内で歌うBENIさんもクッションにもたれかかり、間接照明の中切なげです。

ターミナルを彷徨う、荷造りを再び始めたBENIさんはユラユラ揺れる女性の気持ちのようです。

やがてトランクを手放して歩き出すBENIさん、振り向いて見つめたのは何だったのでしょうか。

流した涙、ほほ笑んだ理由を考えてみてはいかがでしょうか。

BENIさんが歌う「ユラユラ」は、もともと「ギミギミ」と両A面シングルとして発売されました。

ただ「ユラユラ」はアルバム『Lovebox』の前身シングルとして発売されたので、2010年6月2日にはもうアルバムに収録されていたんですね。