無い物強請るのは…無いと決めてたから
飼い馴らせないのは…信じてなかったから
痛みを知る
その事が救済の始まりと気付いたよ…手を握れ
出典: Reason Living/作詞:松井洋平 作曲:太田雅友
人は経験を得ることで学び、優しさを知る生き物です。
誰もが子供のころは自分が生きることに精一杯だったはずです。
それは、力がなく弱いから一人では生きていけないから。
しかし、大きくなるにつれて、人と触れ合い、関わることで優しさを学んでいきます。
誰かに優しくするには強さが必要。
また辛い経験も、人を強く優しくしていきます。
様々な経験を糧に、人は強くなっていくのです。
この強さと優しさ、この両方があるから誰かを助けることができるのです。
その強さと優しさを持つのが人間ではないでしょうか。
誰かを傷つけるだけの虎が、誰かを助ける優しさを知った。
この歌詞は、人間らしく変わっていく中島敦のことを指しているのでしょう。
明日に向かって!
足掻いて、購い、生きる理由見つけるんだ
眩しい光は、そう…昨日には無いから
新しい頁を創るのは自分自身さ
明日(あす)へ疾走(はし)る迷い犬達(ストレイドッグス)
出典: Reason Living/作詞:松井洋平 作曲:太田雅友
最後のサビの部分は迷っていた歌詞から一転し、前向きになった様子が見えます。
前を向いて、明日に向かうのは自分が生きたいから。
自分という小説があるなら、次のページを書くのは自分しかいないのです。
前向きになれたとしても、戸惑う事や心が折れる事もあるでしょう。
でも、もう昔のように自分を卑下することはないでしょう。
最後に
「文スト」は主人公の中島敦だけでなく、他のキャラクターのバックボーンも重いものを背負っています。
それぞれが抱える悩みや悲しみ、辛い過去や承認欲求などが描かれています。
歌詞はそれらのキャラクター達にも当てはまるように感じます。
カッコいい曲に乗せた「文スト」の世界のキャラクターたちの生き様。
この歌詞は「文スト」のファンにもSCREEN modeのファンにも愛される作品になっているでしょう。
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