幅広い世代に好かれるKANA-BOON

【フルドライブ/KANA-BOON】○○の強い曲を作ろうと思い、できた曲?!歌詞&PVはこちら♪ の画像

近年、人気が爆発したバンドKANA-BOON

CM曲やアニメ主題歌に起用されていることから、KANA-BOONの曲を聴いたことがある!という人も多いのではないでしょうか。

 

KANA-BOONは2006年に大阪の高校の軽音部で結成されたバンドです。

2010年からライブハウス三国ヶ丘FUZZを中心に、本格的にライブハウスで活動を始めます。

そして2012年にキューンミュージックの20周年記念オーディションで、4000組の中からグランプリに選ばれるという大躍進を果たし、2013年にメジャーデビューをしました。

 

彼らが特に注目されたのは、「シルエット」という曲を出したときです。

この曲はアニメ「NARUTO -ナルト- 疾風伝」のオープニングテーマに使われ、ミュージックステーションに2回目の出演も果たしています。

また「なんでもねだり」は、資生堂のANESSAのCM曲に起用されるなど、幅広い年代に好まれる楽曲を提供してきました。

KANA-BOONというバンド名の由来は?

そんなKANA-BOONですが、なぜこのバンド名になったのか気になりませんか?

 

KANA-BOONというバンド名、まずBOONの方はあるキャラから名づけられています。

高校時代にバンド名を付ける際、当時メンバー内で流行っていた2チャンネルのAA(アスキーアート)キャラであるブーンから、「〇〇ブーン」にしよう、とのことになったそうです。そこからギターの古賀が虫のカナブンとかけて「カナブーン」にしようという話になったそうです。

でもカナブーンなら「KANABOON」になりますよね?

なぜ-(ハイフン)が入ったのでしょうか。

実はこれは「KAT-TUN」から来ています。ハイフンを入れればKAT-TUNみたいにかっこよく見えるのでは?ということでハイフンを入れたそうです。まさかバンド名の由来にKAT-TUNが関わっていたなんて驚きですね。

ライブでかなり盛り上がる「フルドライブ」!

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KANA-BOONの曲の中でも印象の強い曲が「フルドライブ」です。

この「フルドライブ」は3枚目のメジャーシングルです。そしてMステ初出場の曲という、KANA-BOONのターニングポイントともなった曲なのです。

 

KANA-BOONの曲で好きな曲として挙げる人も多いのではないでしょうか。とても印象に残りやすい曲で、KANA-BOONの曲の中では少し強めの曲です。なぜこの曲ができたのでしょうか。

「フルドライブ」の誕生秘話!

この「フルドライブ」が出来たのは、もともとボーカルであり作詞作曲を担当する谷口鮪が、ファーストインパクトの強い曲を作りたいと思って出来た曲でした。

2013年9月にデビューシングル「盛者必衰の理、お断り」を出してワンマンライブも終え、KANA-BOONを受け入れてくれる人が増え始め、自分が考えていなかった高みに手が届きそうなころに谷口鮪は思ったそうです。

今までよりファーストインパクトの強い曲が作りたい、と。

今までのKANA-BOONの曲であれば、誰かに向けた曲であったり、フィクションの物語を歌ったりという曲が多かったのです。

しかし「フルドライブ」は誰かに向けた曲でもなければ、物語風でもありません。

曲を作ろうと思った段階でサビのフレーズも出来ていたそうです。

ファーストインパクトの強い曲ということで、何となくこういう曲が作りたいと音からイメージしていたのかもしれませんね。

とにかくライブで盛り上がる!

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ファーストインパクトの強い曲が作りたいとの思い通り、「フルドライブ」はとてもインパクトの強い曲です。

そのためフェスなどのライブではとにかく盛り上がります。モッシュが好きな人にとっては「フルドライブ」は大好きな曲でしょう。

KANA-BOONの曲はモッシュが激しくなるような曲ばかりではないのですが、「フルドライブ」はとにかく激しく動きます。

初めてKANA-BOONのライブに行くという人は、会場の前で聴くのは避けた方が良いでしょう。けがをしてしまう可能性があります。

「フルドライブ」はどんな歌詞?

インパクトの強い曲が創りたいとの思いもあり、歌詞にあまり意味がありません。

ただし、全体的に疾走感のある歌詞にはなっています。

さて、どんな歌詞でしょうか。

夕晩々、コイツは合図を待っている
虎視眈々、スニーカーでリモーションさ
さぁガンガン、これからアイツを追っていく
そう簡単、トリッキーに生きる

出典: フルドライブ/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪

歌詞にあまり意味がない、といった通りに具体的な意味は無さそうです。

しかし何となく、コイツがアイツを追いかける歌詞であるということは伝わるでしょう。

有閑さ、アイツは身体なまっている
ヘイロックオン、捉えているモーションさ
無駄無駄、誰彼構わず抜いていく
単純さ、一気に行け

最高でいけ、駆けるのさ

出典: フルドライブ/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪

ここで追いかける準備完了、ということで一気に駆け抜けていく様子が歌詞に表れています。

アイツは体がなまっているから、楽勝という自信さえ伝わってきます。

フルドライブ 走れ
フルドライブ 曲がれ
フルドライブ 快晴、汽笛鳴らせ
フルドライブ 走れ
フルドライブ 曲がれ
フルドライブ

出典: フルドライブ/作詞:谷口鮪 作曲:谷口鮪