【ラヴソングに騙されて/まちがいさがし】淡々と語られる真理を突いた歌詞を考察！独特の空気感の虜に

人間は繰り返す生き物。

「優しい人になる」みたいな決意も何度繰り返したかわかりません。

「結局は酷いことをしてしまった昨日をなかったことにするためにその決意をしているのではないか」

と問うのがこの部分。

「数分間で涙を流した」「数分間でステップを踏んだ」

これらの描写が「決意はそんなに簡単に出来るものではない」ということを表しているようです。

人間は得てしてまた同じことを繰り返すのがその証拠。

本当に決意したのなら、もう繰り返すことはないでしょう。

この曲で歌われていることを要約すると「人間は都合よく忘れていく生き物」だということ。

少々辛辣にも思える歌詞でしたが、彼らの奏でるのは「自己内省音楽」。

他人に対する批判ではなく、自分たちを省みているところがたくさんの人から受け入れられる理由でしょうね。

今回はまちがいさがしの「ラヴソングに騙されて」を紹介しました。

独自の活動スタイルが話題の彼らですが、注目を集めている理由はやはり楽曲の質でしたね。

作りこまれたバンドアレンジに、自分と深く向き合った歌詞。

彼らをまちがいさがしたらしめるオリジナリティがそこには隠されていました。

彼らの独特さ故に同じ系統のアーティストと言われると難しいですが、以下のアーティストをオススメしておきます。

いずれも洗練されたアレンジが売りのバンドですよ！