西野カナ「君に会いたくなるから」の意味とは？歌詞を解説！すべては前を向くために…心を癒す失恋ソング

西野カナ本人が登場する、ドラマ仕立てのMVです。

今と少し雰囲気が違います。20歳くらいでしょうか？

メイクもばっちりしていて年齢の割には大人っぽいような気がします。

派手なギャルっぽい感じ、当時の流行りだったのでしょうか。

または、西野カナは当初、このようなギャル路線で売り出そうとしていたのかもしれませんね。

シーンはとあるお店。

洋服やCDが置いてあり、カフェも併設されているようです。

渋谷にありそうなお店ですね。

店内で小物を見て回る西野カナ。

そんな彼女の存在に気が付いた男性がいます。

声をかけるわけでもなく、見つめるわけでもなく、どちらかというと気まずそうな表情です。

そしてその後、表情は硬いまま人知れず一筋の涙を流しました。

この男性、西野カナの元カレといったところでしょう。

歌詞とは反対の設定で、男性側の心情を描いています。

思わぬところで再開してしまった元彼女。

愛しい気持ちがフラッシュバックし、思わず涙が出てしまったようです…。

この男性、当時はmen's eggのモデルであった佐藤歩が演じています。

(men's eggは渋谷系男性ファッション雑誌。2013年に休刊しています。)

渋谷系のモデルという事もあり少々ちゃらい感じもしますが、とてもイケメンです。

そんなイケメンが涙する姿はギャップがあってドキっとしてしまいます。

西野カナが歌姫と呼ばれるようになったのはいつ頃からでしょうか？

個人的には、7枚目のシングル「もっと…」が出た頃から勢いに乗ってきたような気がします。

着うたランキングで首位を獲得し続け「着うたの歌姫」と呼ばれていたからです。

着うたは、主にフィーチャーフォンの着信音を好きな楽曲に変更するサービス。

現代ではあまり馴染みがないかもしれません。

この「君に会いたくなるから」は、「もっと…」より前に出たシングルです。

なので、この楽曲で西野カナを知った人は実はそんなに多くはないのではないでしょうか。

つまり、「君に会いたくなるから」はヒットを飛ばす前の西野カナの秘蔵作品という感じがします。

ヒットを飛ばす前とはいえ、彼女の魅惑のボイスと等身大の切ない歌詞は健在。

初期の作品からもその才能が溢れ出ていた事がわかります。

次々と名曲を作り上げる歌姫、西野カナ。

初期の楽曲から最近の楽曲まで、どんどん進化を遂げています。

どれもその時代を象徴するような作品ばかり。

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