シド【sleep】歌詞の意味を徹底解釈！恋が辛いのはどうして？後戻りできない思いに託す願いを紐解く！

こんなに苦しい関係なら、いっそのこと離れてしまった方が楽なのでは？多くの人がそう思うかもしれません。

しかし主人公は、君のご機嫌をとりながら付き合うことを嫌だとは思っていないのでしょう。

もちろん捨てられる恐怖は心の片隅にあるかもしれませんが、君に求められればそんなことなど忘れてしまいます。

9割の不安があっても、1割の快楽があるために彼と離れられないのです。

主人公は彼に嫌われることを最も恐れていました。

そのために彼を困らせないよう必死に頑張っていたのです。

しかし何があったのか、とうとう彼の前で涙を流してしまいました。

時に「可愛い」「守ってあげたい」と男性の心をくすぐる涙も、彼との関係においては逆効果。

彼は心配するような素振りを見せつつも、内心面倒だと感じているのでしょう。

その本心を理解した主人公は、君との別れが近いことを悟ります。

しかしここまで、君に対してとてつもない執着を見せていた主人公。そう簡単に諦められるはずがありません。

3行目では一緒にいることだけを切に願う主人公の心が描かれているのです。

この楽曲中では、その願いが届いたかどうか明かされていません。

しかしここのフレーズだけが「過去の振り返り」なのだとしたら、主人公は君に捨てられた後という可能性もあります。

4行目で眠った主人公。たった一言のフレーズですが、その横には君の存在が感じられません。

君との関係性がどうなったかに関わらず、主人公の心は孤独に支配されているのでしょう。

1人の男を必死で愛した女性の報われない恋物語、【sleep】をご紹介しました。

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こちらはシド初期の楽曲【アリバイ】の歌詞解説記事。

別れた相手は軽い男？！どことなく【sleep】との繋がりを感じますね。

次は【蜜指～ミツユビ～】の解説記事です。

おしゃれなサウンドと官能的な歌詞世界を堪能してください。