ぜんぶ君のせいだ。【みすふぃっとらう"ぁーず】歌詞の意味を徹底解説！ソサエティから浮いているけど…？

感情が不安定で絶賛病んでいる彼女たちは、社会から浮いた存在となってしまいます。

社会から浮くと、周囲の人間からは疎まれるようになり、自分の居場所が無くなります。

時には、心ない人から辛辣な言葉をぶつけられることもあるでしょう。

しかし、彼女たちは独特な感性を持っています。

そのため、なかなか周囲の人間を理解することができません。

そこで周囲の言葉をさながら跳ね除けるように、2番のサビは続いていきます。

ミッシングリンクとは連続する進化の中で、ある部分だけがすっぽりと欠けてしまっていることです。

つまり、これもはみ出しものといった意味合いになります。

ソサエティから浮いたはみ出しものの彼女たち。

声高々に、「Fxxk！」と叫びます。

しかしその声もむなしく、夜の闇へと吸い込まれていきます。

それでも彼女たちは自分の運命や夢を捨てることはありません。

明日からも強く生きていきます。

ここでリーダーめぐみちゃんがソロで上記のセリフを言い放ちます。

病んでいる方の特徴的な部分が出ていますね。

死にたいけど、死ぬのは怖いという、いわば矛盾した感情。

死ぬのは嫌と吹っ切ったところから、怒涛のシャウトが始まります。

反骨精神にあふれている彼女たち。

ですがやはり、社会から浮いているために生きていくことが難しいです。

心が折れてすぐに自暴自棄になり、死にたくなります。

しかし彼女たちは孤独ではありませんでした。

社会から浮いている弱き者は、これを聴いているあなたも含めて、実はたくさんいます。

こんな窮地こそ逆にチャンスだと捉え、反旗を翻していくのです。

「共鳴」しよう、そう呼びかけています。

社会からはみ出すのはいつものこと、もう分かっています。

そして彼女たちには、難しい言葉で周囲から自分を守る必要は無くなりました。

なぜなら、社会のはみ出しものたちは「みすふぃっとらう"ぁーず」という自分の居場所を見つけたから。

そんなことをするエネルギーは「不必要」だということに気が付いたのです。

時には感情が不安定になることもあるけれど、それすら幸せ。

今までは孤独で、病んだり周囲を言葉で攻撃することしかできなかったかもしれません。

しかしもう、自分の居場所を見つけました。

これからは仲間と共に社会に立ち向かっていきます。

その覚悟ができていることも、歌詞ではっきり宣言していますね。

今回はぜん君。の「みすふぃっとらう"ぁーず」の歌詞に注目し、意味を解説してきました。

「仲間外れにされた」、「みんなと仲良くできない」という、周囲とのズレやどうも馴染めない感覚。

ぜん君。ファンの方の中には、もしかしたらこう感じたことがある方がいらっしゃるかもしれません。

ですがそんなあなたも決して1人ではありません。

あなたと同じような環境にいる人は、ぜん君。メンバーを含めてたくさんいます。 

そんなソサエティから浮いた、社会からはみ出したあなたへ歌っているのが「みすふぃっとらう"ぁーず」という歌なのです。

明日を生きる勇気を貰える、素敵な歌だといえます。