東方神起がニューシングルをリリース!

日本中の東方神起ファンのみなさん、お待たせしました。2018年11月21日、東方神起ニューシングルをリリースします!

タイトルは「Jealous」です。……が、なんだか穏やかではなさそうですね?

というのも、「Jealous」には「嫉妬」などの意味があるからです。

東方神起「Jealous」の歌詞の意味を徹底解釈!「愛していない」と言う男性…本当の心の中は?!の画像

「Jealous」の意味とタイトルになった理由は?

「Jealous」に限ったことではなく、東方神起は今までにも複雑な愛情を描く曲を歌ってきましたね。

でも、「嫉妬」なんていくらなんでもストレートすぎる気がします。なぜ、このタイトルを採用したのでしょうか。

ここまで何度も言ってきたように、「Jealous」は「嫉妬して」という意味の形容詞です。

では、「Jealous」という曲の主人公は誰に嫉妬しているのでしょうか?恋のライバル?

いいえ、違います。嫉妬の対象は、愛する女性自身なんです。

どういうことなんでしょうか。詳しい理由は、「Jealous」の歌詞を読んでいけばわかりますよ。

東方神起「Jealous」の歌詞の意味を徹底解釈!「愛していない」と言う男性…本当の心の中は?!の画像

彼女に嫉妬する……「Jealous」の歌詞

先ほど説明したように、「Jealous」の主人公が嫉妬するのは、愛するはずの女性です。

歌詞を読みながら、その理由を解釈していきましょう。

見つめたらファイヤー
逃げられない
男はloser

手に負えない
あなたのことを愛していないと
何度も自分に言い聞かせているのに

I’m Jealous of myself
あなたのそばにいると
I’m Jealous of myself
何もかも満たされてゆく

あなたのことは愛していないと
言いながら何故か抱きたくなってしまう

出典: Jealous/作詞:Takeshi Senoo 作曲:Takeshi Senoo

うーん、いきなり刺激的な内容になっていますね!!

でもちょっと待ってください。最初の「男はloser」、つまり敗者とはどんな意味なんでしょうか?

人を愛する時に、勝ちも負けもないと思いますが……。

実は「Jealous」の主人公、恋人を見て「自分は彼女のことを何とも思っていない」と思い込もうとしているんです。

でも本当は好きなので、当然ながら一緒にいるだけでもドキドキしてしまいます!

彼女のことが好きではないと思いたいのに、いくら努力しても彼女を心の中から消せない……。

それ自体が、「愛の敗者」になったと表現できるのではないでしょうか。

そんな複雑な男性の嫉妬心が、「Jealous」で表現されているのです。

東方神起「Jealous」の歌詞の意味を徹底解釈!「愛していない」と言う男性…本当の心の中は?!の画像

女性は太陽だ!

昔、日本の社会運動で「女性は太陽である」というスローガンが使われたことがあります。

男女どちらかがいなくなれば、社会は成り立ちませんよね。当たり前のことです。

もちろんそれは、恋愛や日常生活でも同じことなんですよ!

I’m Jealous of myself
切なさが騒がしくなる
I’m Jealous of myself
あなたがそばにいるだけで

いつも君が
赤い月が
見ていたmoonlight
溜まったまま
あなただけが僕を輝かせ続ける
太陽がいないとただの石なんだよ

出典: Jealous/作詞:Takeshi Senoo 作曲:Takeshi Senoo

「Jealous」の歌詞に出てくる太陽とは、もちろん女性のことですね。

そして、それに照らされるのが男性……「赤い月」です。

エネルギーが満ちた赤い月も、女性という太陽に照らされなければ「ただの石」なんです!

それがわかっているのに……どうしても彼女に対して「Jealous」を感じてしまうんですね。

彼女を嫌いになれない

引き続き、「Jealous」の歌詞を見ていきましょう。

歌詞で描かれているのは、複雑な男性の心理です。

I’m Jealous of myself
あなたのそばにいると
I’m Jealous of myself
何もかもが壊したくなる
あなたのことを愛してないと言いながらなぜか泣きたくなってしまう

I’m Jealous of myself
切なさが騒がしくなる
I’m Jealous of myself
あなたがそばにいるだけで

Jealous
I’m Jealous
I’m Jealous of myself

出典: Jealous/作詞:Takeshi Senoo 作曲:Takeshi Senoo

先ほど、「主人公は恋人の女性に嫉妬している」と書きました。

ですが、より正確に言えば、「主人公が嫉妬しているのは自分自身」なんですね。

「I’m Jealous of myself」という歌詞が何度も繰り返されています。なぜでしょう?

こんなに素晴らしい人に出会えた自分自身が憎い。だから「彼」から彼女を奪いたい。

それなのに、「彼」、つまり自分自身は彼女を愛し続けてしまう……というところでしょうか。

明確な答えは出ませんが、一つ確実に言えることは、人の心理は複雑であるということです。

それにしても、「泣きたくなってしまう」ほど彼女を愛していないと思おうとするなんて……。

何があったのか、「Jealous」の歌詞のバックグラウンドが気になるところです。

東方神起「Jealous」の歌詞の意味を徹底解釈!「愛していない」と言う男性…本当の心の中は?!の画像