「Everything」収録の音源とは?

シングル「Everything」

Everything」は、2009年7月に発売された、の27枚目のシングルです。

この曲は、彼ら自身が出演したauのCMで起用されました。

発売後のオリコン週間チャートで1位を獲得し、売上も45万枚とヒットソングの仲間入りを果たしました。

カップリング曲は、「season」で、こちらも自身が出演したauのCMに使われました。

アルバム「僕の見ている風景」

の9枚目のオリジナルアルバムである「僕の見ている風景」にも、「Everything」は収録されています。

このアルバムは、「Everything」が発売されてから、約1年後の2010年8月に発売されました。

発売から2か月で、嵐としては初めてのミリオンセラーを達成しました。

シングル曲としては、他に、「マイガール」「Troublemaker」「Monster」が入っていて、CD2枚組の全20曲という大ボリュームなので、存分に嵐を楽しめます。

「Everything」の歌詞に迫る!

タイトルの「Everything」には、「すべてのこと、もの」という意味もありますが、歌詞を読み解くとおそらく「かけがえのないもの」という意味の方が合っていると思います。

そんな「Everything」の歌詞を、ここからじっくりと読み解いていこうと思います。

切なくなる雨の匂い

通り雨が近づく 街の匂いは切なくて
アスファルトに残した 影はいつもと違って見えた

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B35458

雨が降る前に感じる、独特の匂いや雰囲気ってありますよね。

「もうすぐ雨が降るな」と思うと、嬉しくなる人は少ないかと思います。

早く帰ろう、建物に入ろうなどと思って、行動が足早になったりしますし、心では、切なさやもの悲しさがこみ上げてきます

こうした感情は、雨が嫌いということとは少し違うように思えます。

雨が降ると、空も暗くなっていますし、気持ちが不安定になるのではないでしょうか。

心がスッキリした時に、「気持ちが晴れる」というくらいですから、晴れはスッキリを指していて、雨は不安定を指しているということが言えます。

時間の経過は一方通行

赤から青に変わるシグナル 戻ることの出来ない旅の途中で
明日を信じて進みたい
この夕立の中で一人 振り返り立ち止まることもあるけど
何も恐れはしない

出典: http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=B35458

時間は進むだけで戻りません

そのような時の進み方をする人生という旅の中、明日は良いことがある、より良い日になると信じなければ、前には進めませんよね。

常に前に進むためには、前向きに物事を捉えていかなければ、精神的に辛くなってしまいます

今、この主人公は、「夕立」の中にいるので、不安定な気持ちの真っただ中ということです。

そんな時は、過去を振り返って反省することもあります。

ですが、戻ることはできないので、その反省を生かして前に進んでいくしかありません

「止まない雨はない」という言葉を聞きますよね。

いつかは晴れるのだから、その時を信じて、ゆっくりでいいので、進んでいきましょう。

雨が上がり、明日を待つ