人気アーティスト「YUI」の魅力
YUIは2004年にデビューした女性アーティストです。
もともとは路上ライブをメインに活動していたようですが、デビュー後もギターを片手に歌うスタイルが定番となっています。
現在も活躍するmiwaや大原櫻子なども彼女と同じようにギターを持って歌うスタイルを取っており、まさしく「ギター女子」の先駆けとなったのがYUIなのです。
繊細で「天使の琴声」とも呼ばれる彼女の歌声は多くの人を魅了し、瞬く間に人気歌手の一人となりましたが、2012年に活動休止しました。
活動休止後の彼女は「FLOWER FLOWER」というバンドを組んでギターボーカルとして活動しています。
ロックなナンバー「Rolling star」
「とにかくゴキゲンなロックロールナンバー!!YUI初の応援歌になりました!!」
YUIはこの曲のキャッチコピーを「とにかくゴキゲンなロックロールナンバー!!YUI初の応援歌になりました!!」としています。
YUI自身、バラードやアップテンポの曲を問わずそれまでたくさんリリースしていましたが、この曲はそんなYUI史上初となる応援歌として仕上がっているのです。
人々にエールを送るような歌詞に合わせるように曲調もロックなナンバーとなっており、力強いメッセージを受け取ることができます。
「転がる星」という意味のこのタイトルは、「転んだり立ち上がったりしながらも自分を貫いて一生懸命行きていこうよ」というようなメッセージが込められた楽曲です。
アニメ「BLEACH」主題歌
「Rolling star」は、疾走感溢れるメロディーが魅力ですが、これはテレビ東京系で放送されたアニメ「BLEACH」のオープニングテーマソングとして起用されています。
アニメ「BLEACH」は少年ジャンプで掲載されていた同名の人気作品が原作で、死神となった主人公が悪霊を退治していく物語が描かれています。
「Rolling star」はロックなナンバーなので、バトルが主体となる少年漫画原作のこの作品の雰囲気ともよく合っています。
「ライブでエレキをかき鳴らす曲を作りたかった」
YUIの発表してきた楽曲の中でも初の応援歌である「Rolling star」ですが、実はファーストアルバムの収録曲の候補にも上がっていた作品で、前から温めていた曲だと語っています。
また、この曲を発表するに至ったのは、「ライブでエレキギターをかきならせるような曲を作りたかった」からだとも言っています。
ロックなメロディーを先に思いつき、それに合わせるかのようにして書いた歌詞も前のめりになり、気づいたら応援ソングに仕上がっていたと言います。
PVも疾走感が溢れている
YUIの「Rolling star」はそのノリのいいロックサウンドもさることながら、楽曲の雰囲気にぴったりなPVも注目されています。
バンドで演奏をしている風景ではYUIがエレキギターをかき鳴らしながら歌っている様子が描かれており、それまでのYUIとは少し雰囲気の異なるPVとなっています。
ただ、望み通り「エレキギターをかきならして歌える曲」に仕上がっているので、心なしかYUI自身も少し楽しそうに見えます。
メッセージ性のある歌詞にも注目!
「Rolling star」はメロディーありきで歌詞が作られたということもあり、メロディーはとても疾走感の溢れるロックチューンに仕上がっています。
また、メロディーに合わせるために作られた歌詞にも強いメッセージ性が込められているので注目です。
YUIらしい応援ソングにはどのような言葉が紡がれているのでしょうか。