意識の変化

さらに、2番ではくすぶっていた生徒たちの意識に変化が訪れます。

何でだ ギラギラと狙いたい
僕らが生まれたこの瞬間
強くなれと意識が
さあさあ! 殺っ殺っ殺っとBURST!!

出典: 青春サツバツ論/作詞:畑亜貴 作曲:田中公平

1番で「START」したものが、2番では「BURST」しています。

そして、初めは暗殺と謎の超生物に戸惑っていた生徒たちが「ギラギラと狙いたい」と感じるようになっているのも、3年E組になじんできた証拠ですよね。

変な言い方ですが、暗殺者として一歩成長したのでしょう。

殻を壊そうとする生徒たち

サビ部分では、と、それまでの欲求不満をぶちまけるように、殻を壊そうとするような歌詞が登場します。

振り切ってみたけりゃフリキレロ
振り切ってみたけりゃフリキレロ
臨界点突破で眺める景色 違う温度の風が吹く

振り切ってみたけりゃフリキレロ(それが出来るさ)
振り切ってみたけりゃフリキレロ(みんな出来るさ)

出典: 青春サツバツ論/作詞:畑亜貴 作曲:田中公平

これは、殺せんせーの教育方針なんですね。ターゲット(殺せんせー)と暗殺者(生徒)という関係でありながら、殺せんせーの元ではみんな活き活きとしています。

そのクラスに落ちたら這い上がれないという意味で「エンドのE組」と呼ばれているE組に所属する生徒たち。

そんな彼らが、殺せんせーとの暗殺教室を通して、徐々に自信を取り戻していく姿は見ていて勇気づけられますよ。

どうせ、と言うのは簡単だけど
今は足掻いてみたいんだ 君と弾けてみたいんだ
されど青春は未来へGO!!

出典: 青春サツバツ論/作詞:畑亜貴 作曲:田中公平

ここは、先ほど紹介したサビ部分の続きです。

ラストのサビでは、「されど青春は未来へGO!!」という歌詞が、否応なしに進んでいく時間も示しているようですね。

それぞれに悩みを抱えた生徒たち

【青春サツバツ論/3年E組うた担(渚&茅野&業&磯貝&前原)】特別ユニットが歌う今作は必聴!歌詞ありの画像

3年E組に所属している生徒たちは、みんながみんな成績不良というわけではありませんし、悪い子たちでもありません。

ただ少し、学校という枠からはみ出してしまっただけの子たちなのです。

実はそれぞれに自分の正義を持っていて、大切なものを守ろうとしている子もいます。

生徒1人1人がしっかり描かれている

学校を舞台にした物語では、登場人物が多いために、生徒1人1人はあまり丁寧に描かれないものですよね。

しかし暗殺教室では、個性の強い弱いはありつつも、きちんと生徒1人1人が魅力的に描かれているのも特徴ですね。

1人1人にきちんと向き合う殺せんせーが見ている生徒たちだからこそなのかも知れません。

ストーリーに合わせて変わっていくOP

暗殺教室は第2期までアニメがありますが、オープニング曲が変わるたびに、生徒と殺せんせーの関係が変化していきます。

まだまだ序章を描いたアニメ1期の「青春サツバツ論」に描かれている生徒たちの心模様が、今後どのように変化していくかも見所ですよ!

「青春サツバツ論」はキャラクター同士の掛け合いや歌い分けも魅力なので、ぜひ1度聴いてみてくださいね!

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