キスの手裏剣とは

乃木坂4期生の楽曲

乃木坂46【キスの手裏剣】歌詞の意味を徹底解釈!キスから始まるのはどんな恋?照れ屋の愛の行く末とはの画像

トップアイドルを走り続ける乃木坂46メンバー人気と共に増え続けています。

そして乃木坂4期生としてのデビュー曲が【キスの手裏剣】です。

2019年4月17日に発売された4thアルバム【今が思い出になるまで】。

このアルバムの初回生産限定盤にだけ収録されたことでも注目を集めました。

乃木坂4期生の楽曲といえば【4番目の光】なども有名な曲の1つです。

爽やかな楽曲という印象の4番目の光とは変わり、キスの手裏剣は恋歌になっています。 

タイトルのインパクト

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タイトルから伝わるのは、恋と絡んだ直接的な表現です。

しかしその後には「手裏剣」。

一見関連性が全く見えません。

このタイトルの意味は歌詞を紐解いていくと見えてきました。

キスに絡んだこの恋心を描いた歌詞の意味をこれから徹底解釈していきたいと思います。

恋の始まり

主人公は男の子

風が過ぎてくほんの一瞬に
僕のこの胸は何かを感じたんだ

出典: キスの手裏剣/作詞:秋元康 作曲:山田智和

歌い出しから伝わるのは幸せな恋の始まりです。

場所は屋外、僕と一人の女の子。

そこにそよ風が吹き抜けます。

その瞬間、風に乗って女の子の匂いがふわっと僕の元へ漂ってきたようです。

そして主人公は、恋に落ちてしまいます。

実際に風に乗った匂いによって恋に落ちたわけではないでしょう。

しかし、それほどまでにあっさりとまた刹那的に彼は恋をしてしまった

まさに運命の人を見つけたかのように、この人しかいないと感じ取ったのでしょう。

そしてこれから僕と彼女とのストーリーが動き出していくのです。

2人の関係性

緑の木々の下のベンチ 誰を待ってるのか?
夏色のワンピースを着た君にハート盗まれそうだよ

出典: キスの手裏剣/作詞:秋元康 作曲:山田智和

この歌詞から2人の関係性がみえてきます。

ベンチに座る彼女を見つけたけれど、彼はなぜそこに彼女がいるかは知らないようです。

僕と彼女はまだ仲の良い関係ではないのでしょう。

偶然、彼女を見つけてしまったようです。

そしてそこには、ワンピース姿の彼女。心をもうすでに盗まれているのはいうまでもないでしょう。

彼女に目線は釘付けのようです。

風景の中に彼女を見つけた瞬間、服装までバッチリ認識しています。

主人公の彼女に対する気持ちの大きさが伝わってくるようです。

他の景色より気になるのは彼女だけという感情が溢れています。

ピュアな主人公

初めての恋

キスの手裏剣を投げたんだ
だけどちょっと修行足りなくて
どこか 変な方向 飛んで行ってしまったよ

出典: キスの手裏剣/作詞:秋元康 作曲:山田智和

主人公は初めて恋をしているのかも知れません。

タイトルにもなっているキスの手裏剣。それは想いのテレパシーでしょう。

物陰から彼女にバレないように「想いよ届け」と願っている

しかしそのテレパシーすらうまく飛ばせていないようです。

気持ちの匂わせ方が分からないのでしょう。

初めての恋をした時には、距離の詰め方や想いの伝え方が分からずに試行錯誤するものです。

そのようなまだピュアでウブな主人公の初恋の迷いと戸惑いが透けて見えるような気がします。