これまでの昭仁さんとは全く違う、非常に深い声の出し方をしているなあという印象で、しっとりとした大人のラブソングになっていますよ。

もともと歌唱力の高かった昭仁さんですが、リリースする度に上手くなっているようで、「夜間飛行」も圧倒されました。

メロディは4~5年前にできていたようですが、今の昭仁さんの歌唱力があってこそ完成したのでしょう。そういう意味で、今のポルノグラフィティにしか作れない曲です。

夜間飛行
この曲のメロディは4~5年前に書かれたという。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BUTTERFLY_EFFECT

まるで一編の詩を朗読しているかのような、美しい歌詞が並びます。作家としても活動している晴一さんの文才が光っていますね。

I can fly Darksky さまようの
君はいない FLY

美しい瞳が青く陰って
君が言ったのは「月が綺麗」
美しい言葉ね 的外れでも
Oh,carry on,carry over
甘く香るの 私好みじゃないパフューム

出典: 夜間飛行/作詞:新藤晴一 作曲:新藤晴一

「君はいない FLY」や「甘く香るの 私好みじゃないパフューム」というところに、すれ違う恋の切なさが描かれているような気がします。

不倫なのか片思いなのか分かりませんが、叶わぬ恋を書かせたら晴一さんは天才ですね!

3位:「wataridori」

【ポルノグラフィティ】2018年版おすすめ人気曲ランキング!ファンが選ぶ必聴の10曲を厳選して紹介!の画像

「wataridori」は、10枚目のアルバム「RHINOCEROS(ライノセロス)」に収録されています。

1. ANGRY BIRD
2. オー!リバル
3. Ohhh!!! HANABI
4. wataridori
5. Hey Mama
6. 俺たちのセレブレーション
7. Stand Alone
8. ワン・ウーマン・ショー ~甘い幻~
9. ソーシャル ESCAPE
10. バベルの風
11. AGAIN
12. Good luck to you
13. 螺旋
14. ミステーロ

出典: https://www.amazon.co.jp/RHINOCEROS-%E5%88%9D%E5%9B%9E%E7%94%9F%E7%94%A3%E9%99%90%E5%AE%9A%E7%9B%A4-DVD%E4%BB%98-%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3/dp/B00ZYCLIKK/ref=sr_1_3?s=music&ie=UTF8&qid=1518945526&sr=1-3&keywords=RHINOCEROS

作詞作曲ともに昭仁さんで、大切な人に出会ったことで世界が輝き始めた喜びを、優しいメロディに乗せて歌い上げています。

奥さんとの出会いにも重ねられますが、晴一さんとの出会いに重ねると、歌詞の深さがより一層沁みます(勝手な解釈ですが)。

高校時代に晴一さんと出会ったことでポルノグラフィティにつながっていると考えると、感慨深いものがありますね。

どこへ向かっているのか
導く羅針盤はなくても
遠くで声が聞こえている
思いを馳せるよ 運命のシルエット

そしてキミと巡り合った
ずいぶん前から知ってるようだよ
ボクの見える世界が変わる
ただすべてがいま輝き出したんだ

出典: wataridori/作詞:岡野昭仁 作曲:岡野昭仁

「遠くで声が聞こえている 思いを馳せるよ 運命のシルエット」は、これから出会う大切な人(奥さんや晴一さんなど)との出会いの予感でしょうか。

「ボクの見える世界が変わる ただすべてがいま輝き出したんだ」というところに、運命的な出会いを果たしたことで、目の前がキラキラと輝き出した喜びが歌われています。

アルバム「RHINOCEROS」をひっさげたツアー"The dice are cast"では、アコースティックバージョンで歌っていました。

2人が並んでいる姿を見て、幸せでいっぱいになったのを覚えています。

DISC 1
ANGRY BIRD
俺たちのセレブレーション
Stand Alone
ソーシャル ESCAPE
ポストマン
ワン・ウーマン・ショー ~甘い幻~
ジョバイロ
螺旋
ミステーロ
バベルの風
AGAIN
メリッサ
Hard Days, Holy Night
Hey Mama
wataridori
瞳の奥をのぞかせて
サウダージ

出典: http://www.pornograffitti.jp/disco/archive/?SEBL-205

2位:「ライオン」

「ライオン」もファーストアルバム「ロマンチスト・エゴイスト」に収録されている曲です。映像化されているものではおそらく最も古い「Tour 08452」で演奏されています。

4月4日【愛媛県】松山サロンキティ
4月5日【高知県】高知キャラバンサライ
4月8日【北海道】札幌ペニーレーン24
4月10日【宮城県】仙台ビーブベースメントシアター
4月20日【東京都】渋谷ON AIR EAST(追加公演)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3#%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B4%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%83%E3%83%88

当時の会場は「渋谷ON AIR EAST」というライブハウスでしたが、筆者は2016年に開催されたファンクラブツアー"FANCLUB UNDERWORLD5"で始めて聴くことができました。

DVDのイメージもあり、「ライオン」はぜひライブハウスで聴きたいと思っていただけに、同じくライブハウスであるZepp Nambaで聴けた時には涙が出るほど感動しました。

非常に思い入れの強い曲です。

2月22日【大阪府】Zepp Namba
2月23日【大阪府】Zepp Namba(2回公演)
3月2日【東京都】Zepp DiverCity (TOKYO)
3月3日【東京都】Zepp DiverCity (TOKYO)(2回公演)

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%86%E3%82%A3#%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96