宇野実彩子 (AAA)【LOST】歌詞を徹底解釈！彼はどこへ行った？失恋を悲しむ言葉に胸がチクリ…

ここでは主人公の複雑な心境を表現しています。

もう忘れたいけれど、まだ愛されたい気持ちもあり…

離れないでと泣いて許しを乞う気持ちも。

「別れないでくれるならなんでもする」

なんて言い出しそうな雰囲気です。

でも、もちろんそんなことを思っても、心の中では「何をしても復縁はできないのかも」と分かっているのでしょう。

だからこそ、尚更に切ない気持ちが沸き起こってきます。

そして嘘でも良いから相手からの愛情が欲しいとまで思っているようです。

相手に対して真剣な想いを抱いていたというのが伝わりますね。

だからこそ、失恋の傷もことさら深いのでしょう。

“私はまた失くしてしまった”

英語でこう嘆いていることから考えて、主人公はあまり恋愛運が良いとは言えない様子。

もしくは、何度か別れては元さやに戻るということを繰り返していた、とも受け取れます。

「恋人ができても、いつもこうなってしまう」

と自分の境遇への悲しみも、彼女の落ち込みに拍車をかけているのでしょう。

“同じように感じて”

相手の誘いについつい応じてしまう主人公。

好きな相手からの要求が断れない…そこを利用しようとする「君」はちょっと卑怯な人間のようです。

自覚があるのか、ないのか相手を振り回してしまうタイプなのでしょう。

孤独な人を放っておけない主人公（相手が好きな人なら尚更ですが）はまんまと「君」にハマってしまう始末。

途中に登場する英単語はそれぞれ、“フリーズ（固まる）”、“正常”という意味。

相手が真剣ではないと分かっていながらもアプローチされると逆らえない。

「この人には自分がついていないとダメなんだ」

そう自然と思ってしまいますが他の歌詞を読むと分かる通り、そんなことはなかったというわけですね。

“あなたは私の心を救える”

「君」と一緒にいれるなら例え、辛くて苦しくても構わないというところまで達している主人公。

彼女の心は「君」にしか救えない。

そう思い込んでいるようです。いかに彼女が盲目的に相手を想っているかが伝わります。

最後にもう一度サビが繰り返されます。

同じ内容ではありますが、繰り返すことで歌詞を強調しているのかも。

自分の元を去ろうとする相手を引き留めたい気持ちが伝わる歌詞です。

ここまで歌詞を読んで感じたのは、はっきり別れたわけではなく相手と微妙な関係が続いているのではということ。

だとしたら、これだけ主人公が苦しんでいるという理由が良く分かりますね。

常に失恋した状態でありつつも、思わせぶりな態度を取られる。

まさに生殺し状態と言えるでしょう。

主人公が「LOST」したのは相手からの気持ちなのですが、そのことによって心にも大きな穴が空いているようです。

『LOST』は失恋しても、まだ相手への気持ちを捨てることのできない乙女心を歌った曲です。

とても複雑で辛い気持ちが伝わり、この歌詞の主人公には幸せになってほしいな、とつい思ってしまいました。

MVで宇野さんが披露するダンスも必見。

歌詞の意味と照らし合わせながら、改めて観てみてください。

宇野さんが初めてラブバラードに挑戦した『ヨルソラ』。

ライブでの演出も好評ですが、歌詞の内容もジーンとくるものになっています。

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