「猪突猛進ガール/れるりりfeat.初音ミク&GUMI」の歌詞に描かれる女の子とは？MVあり☆

「猪突猛進ガール」は人気ボカロP・れるりりさんがプロデュースしたアルバム「地獄型人間動物園」に収録されている楽曲です。

「地獄型人間動物園」は2013年11月8日に発売されています。

このアルバムの楽曲は複数のボカロPが参加する形で作られていて、現代の女の子たちが心の中に抱えている闇をコンセプトに作られています。

2007年8月31日、ヤマハが開発した「VOCALOID2」という音声合成エンジンを使用した日本語音声ライブラリを元に「初音ミク」が発売されました。

近未来的なアイドルをイメージして作られており、サンプリングの声を声優の藤田咲さんが担当しています。

キャラデザはイラストレーターのKEIさん。

ボーカロイドの火つけともなったキャラクターなので、ご存知の人も多いと思います。

一方の「GUMI」は初音ミクよりも進化した「VOCALOID4」を使用して作られたソフトのイメージキャラクターです。

声は声優の中島愛さんが担当しています。

キャラクターデザインは漫画家のゆうきまさみさんです。

MVはイラストを市ノ瀬雪乃さん（「咲良（さくら）ゆき」に改名）、動画をまきのせなさん、マスタリングをボカロであるかごめPさん（アーティスト名はきらめそ）が担当しています。

出だしのガイコツは妖怪のがしゃどくろでしょうか？いきなりの登場だったので驚いた人もいるのでは？

最初の和風な絵が続くのかと思ったら、意外にシンプルに文字とちょっとした影絵のようなイラストが出てきていますね。

和風な楽曲に意外にぴったりです。

曲のテンポはかなり速いですが、和楽器バンドが演奏しても違和感のなさそうな曲調になっています。

それではここから、歌詞をご紹介しつつその意味と、「猪突猛進ガール」に描かれている女の子の人間像に迫ってみたいと思います。

ここでの解釈はあくまでも一個人の見解なので、自分の解釈と比較してみても楽しいかもしれません。

歌詞を解釈してみることで、描かれている女の子像がはっきりとわかるでしょう。

情操的感情とは他人や家族に対する感情のことでしょう。現在の日本の家族関係を見ても、人間と人のつながりがとても希薄になってきていますよね。

そして便利になった反面、何もかもがマニュアル化されてしまっています。

ネットやテレビのニュースなどで真実が隠され、嘘の情報が流れていることもある、そんなリアルな日本を表現しているのではないでしょうか。

自我崩壊のスケジュールとは不穏な言葉ですが、自分の思惑が周囲に見透かされていて精神的に追い詰められているのかもしれません。

ニヒリズムとは人間の存在に価値がない、といった意味です。

もしかしたらこの少女は追い詰められて自分や周囲の人達に対して価値のないもの、という認識があるのでしょう。

籠の中の鳥はよく使われる表現ですが、愛を～の件からして失恋したのでしょう。

そしてヤケになってゴリラと遊ぶ＝男遊びをしようとしたのかもしれません。