フェアリーズの8thシングル
「Super Hero」はフェアリーズの8thシングル表題曲です。
フジテレビの番組『ウチくる!?』のED曲としてもタイアップされました。
タイトルに違わず、メロディとキレッキレなダンスがカッコイイ曲となっています。
特にMVで踊るメンバーは皆おしゃれで可愛い衣装ですが、振り付けはクールな印象です。
「Super Hero」はダンスももちろんおすすめなのですが、歌詞の内容も注目です。
「スーパー」がついているあたり、すごい力を持っているように感じられますね。
空を飛ぶとか、光線を発射するとか…。
この歌詞に登場するヒーローもそんなことをするのでしょうか。
そもそもどんな人なのかも気になります。
歌詞の意味を考えてみましょう。
主人公のヒーロー
タイトルが「Super Hero」なので、主人公がヒーローなのかと思いきやそうではありません。
どちらかというと、主人公はヒーローに守られる側の存在のようです。
そのヒーローがどういった存在なのか、歌詞から読み解いていきましょう。
君は僕のヒーロー
君は僕のSuper Hero 心のなかで
君はいつでも Super Hero 光輝き続けていく
出典: Super Hero/作詞:Satomi 作曲:Adam Kapit・Nichole Tranquillo
タイトルの「Super Hero」は、「君」という人のようです。
具体的に主人公の「僕」と「君」はどんな関係なのかは分かりません。
友達なのか恋人なのか、はたまた兄弟なのか。
ともあれ、主人公にとって大事で大きな存在のようです。
輝いて見える素敵な人なのでしょう。
具体的にどんな人間なのかは分かりませんが、主人公との関係を示す歌詞ですね。
海の扉
波が 作った Gateの向こうで
夏が手招きする あの頃のように
出典: Super Hero/作詞:Satomi 作曲:Adam Kapit・Nichole Tranquillo
スーパーヒーローの話をしていたのに、いきなり情景のような歌詞が出てきました。
夏の海を思わせます。
「あの頃」ということから、過去の記憶なのでしょうか。
「僕」と「君」はずっと一緒にいる仲なのでしょう。
いつも主人公を助けてくれていたのかもしれません。
ヒーローがくれた勇気
踏みだせなくて 君が握った手
握りかえして 大丈夫だよって
ひとりじゃないって 初めて知って
どんな困難だって I can go over there
出典: Super Hero/作詞:Satomi 作曲:Adam Kapit・Nichole Tranquillo
かつて主人公は、先程登場した海を前にして怖くなったことがあるのかもしれません。
海は綺麗ですが、時に恐ろしい一面もありますからね。
その時、ヒーローである「君」が優しく励ましたのでしょう。
そして今も、「君」は「僕」を助けてくれます。
繋いでくれた手の温もりから、主人公は自分が一人でないことを思い出しました。
ヒーローと一緒なら、この先どんな苦難があっても乗り越えられそうです。