ユリとユジンが歌う話題のデュエット曲!
2019年6月26日に日本でリリースされたIZ*ONEの2ndシングル「Buenos Aires」。
表題曲はもちろん、個性豊かなカップリング曲も大きな話題を集め、IZ*ONEの活躍はとどまるところを知りません。
今回はそんな話題のカップリング曲のひとつである壮大なバラード曲「Human Love」を紹介します。
この楽曲が収録されているのは「Buenos Aires」のWIZ*ONE盤です。
同じ「Buenos Aires」でも、Type-AとType-Bには収録されていないので、CDを購入したい方は注意してください。
「Human Love」を歌っているメンバーは、チョ・ユリさんとアン・ユジンさんの2人。
韓国メンバー2人によるデュエットソングとなっているのです。
ちなみに「Human Love」の歌詞は、ほとんどが日本語。
チョ・ユリさんとアン・ユジンさんの美しくて流暢な歌唱は、聴き惚れること間違いなしですよ!
本当の愛って何だろう?歌詞の意味を深読み!
それでは「Human Love」の歌詞の内容について、詳しく解説していきましょう。
この楽曲のテーマは「愛」です。
本当の愛とは何なのか。
なぜこの歌詞の主人公は、人間のことが好きだと思っているのか。
壮大なテーマについて、歌詞を深読みしながら考察していきたいと思います。
1番の歌詞
愛する気持ちが芽生えた
あなたのことだけ
ずっと考えてた
そう何時間でも
飽きることもなく…
出典: Human Love/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
大切な存在である「あなた」について主人公が考えているシーンから、この物語は始まります。
同じ人のことを何時間も考え続けていることに気づき、自分の中に愛が芽生えていることを理解する主人公。
誰かを愛する気持ちというのは、いつの間にか心の中に芽生えているものなのでしょう。
「よし!今からこの人を愛そう!」と決意するものではなく、無意識のうちに愛しているものなのです。
愛=相手を許すこと
愛とは何かが
だんだんわかって来た
何があっても huu
許すことだって…
出典: Human Love/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
あなたに出会って、愛する気持ちが芽生えてから、主人公は愛について考えることも増えたのでしょう。
主人公が愛について考えて出した答えは、至ってシンプルなものでした。
それは、相手を許すことだったのです。
主人公は大切な人と一緒に時間を過ごす中で、嫌な思いをしたこともあったのだと思います。
大切な人に傷つけられたこともあったのでしょう。
それでも、主人公は許すことを選び続けてきました。
心の底から愛しているから、例え傷つけられても許すことができたのだと思います。
それだけ愛の力は偉大ということなのでしょう。
独占するのは愛ではない
あなたのすべてをただ独占したい
そんなわがまま ずっと 願ってたけど
私一人のあなたじゃなくたって
嫌いになれない
出典: Human Love/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ
主人公は少し前まで、大切な人のことを独占できればいいのに…と思っていました。
しかし、それは本当の愛ではなく、単なる自分のわがままだと気づいたのです。
大切な人のことを束縛し、主人公のことを最優先するように強制したところで、相手は負担を感じてしまいます。
それは相手のしあわせを願っていることにはならないし、愛とはいえないのです。
大切な人が他のことを優先していたとしても、相手のことを嫌いにならず、そばで愛し続ける…。
それが本当の愛なのです。
さまざまな形の愛がある
思ったよりそれは 大きなものなんだ
男 女 もっと
その境を越えて
人間愛で世界はできてる
出典: Human Love/作詞:秋元康 作曲:フジノタカフミ