パワフルな歌声が魅力の「Superfly」

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Superflyはソウルフルな歌声が心に響くミュージシャンです。

もともとは2人グループで活動していたようですが、現在のメンバーボーカルの越智志帆だけとなっています。

彼女は153cmという小さな体でありながら、信じられないほどパワフルな歌声がで歌唱するのが大きな魅力でもあります。

20thシングル収録の「黒い雫」

『黒い雫/Superfly』ドラマ主題歌となったこの曲の歌詞の意味を徹底解釈!楽譜&コード譜も紹介♪の画像

Superfly20枚目の記念すべきシングルに収録されているのが「黒い雫」です。

この曲には表題曲の「黒い雫」のほか、それ以前のシングル曲のカップリング曲を集めて収録されているので、プチベスト盤のような仕様となっています。

「心の中のネガティブな部分」を表現

Superflyはこの楽曲について、「自分の中にあるネガティブなものを表現した」というようなことを語っています。

人間は前向きになれるポジティブな思考をすることも大切ですが、「ネガティブさ」があることで人間らしい深みが出るものです。

つまり、前向きさだけでなく時には後ろ向きな感情も必要であるということを伝えたいのでしょう。

MVも細部までこだわっている

「黒い雫」は楽曲だけ聞いてもとても魅力的ですが、MVもこだわって作られています。

MVでは白黒の衣装をきたダンサーと一緒に越智志帆が踊っていますが、彼女もまた、片方の手の指を黒く塗っています。

そんな風に白い世界の中にある一点の"黒い雫"を表現しているのです。

ドラマ「無痛」主題歌

「黒い雫」は、フジテレビ系の人気ドラマ無痛〜診える眼〜」の主題歌として起用されました。

このドラマでは「犯因症」という、犯人の顔にだけ現れるものが見える医師が主人公です。

様々な人の心の闇が露呈していくドラマなので、「黒い雫」も主題歌としてマッチしています。

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気になる歌詞

「黒い雫」では、人間の心の中にあるネガティブな部分を歌っているわけですが、歌詞にもところどころに「弱さも魅力である」というような表現が出てきます。

「悲しみシラズ 喜びだけじゃ開けない」

非情無情の 浮世にこそ咲く花よ
悲しみシラズ 喜びだけじゃ開けない

出典: https://twitter.com/touma012573/status/729734252892295169

浮世に咲く花」とは紛れもなく自分自身のことです。

いろいろな思いに悩まされこともあるのが人間です。

花は一見美しく明るいイメージですが、「悲しみを知らずに喜びだけで咲かせることはできない」と言っているのでしょう。