「B'z The Best “Pleasure”」を解説

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今回ご紹介するのは「B'z The Best “Pleasure”」という作品。

こちらはB'z1998年にリリースしたアルバムです。

本作の魅力はなんといってもベスト盤であること。

これまで発売されてきた数々の楽曲の中でも選りすぐりの楽曲たちが収録されています。

本記事ではアルバム収録曲を1曲ずつご紹介。その魅力についてお話ししていきます。

またB'zのYouTube公式チャンネルでは彼らの楽曲にまつわる動画が公開中。

作品の雰囲気も分かりやすい内容となっておりますので、是非記事と一緒にお楽しみ下さい。

1-3曲目を解説

1曲目は?

記念すべき1曲目を飾るのは「LOVE PHANTOM」です。

こちらはミリオンセラーを達成した彼らの代表作。

熱烈なファンでなくとも必ず聴いたことがある、言わずと知れた名作といえる楽曲です。

本曲の特徴はイントロ。1分弱の長さがありながらも、飽きさせない工夫が施されています。

まず注目したいのは、まるでミュージカルが始まるかのような情緒溢れる曲調。

壮大なストーリーを予感させ、聴いている者をわくわくさせる役割を担っています。

また要所要所で登場するギター音も魅力の1つ。

これからのロックサウンドを期待させる、かっこいい仕上がりとなっています。

イントロ箇所だけでもこれだけの魅力のある本曲。改めてしっかり聴いてみると発見があるでしょう。

love me, I love you

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次に収録されているのは「love me, I love you」です。

こちらは1曲目とは対照的な、POPSを彷彿とさせる爽やかな曲調に仕上がっています。

歌詞は嫌な事があっても自分を好きになるような、非常に前向きな内容です。

上記のような内容に沿って、楽曲の構成にも特徴があります。

それは全体の秒数が短めに設定されているということ。

意図的に尺を短めに制作することで、視聴者にさっぱりとした印象を与えます。

また後半に登場する痺れるギターソロも必聴です。

もやもやした毎日とおさらばできるよう、様々な要素で背中を押す楽曲といえるでしょう。

Easy Come, Easy Go!

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Easy Come, Easy Go!」が3曲目に登場。

90年代を感じさせる、古き良きロックテイストの楽曲です。

タイトルを見ただけでサビのメロディーが浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

こちらはこれまでのB'zのスタイルからは一線を画す楽曲でした。

彼らにとっては新しい挑戦だったため、これでは売れないと否定されたこともあったようです。

しかし結果は複数のCMソングに起用されるほど好調。

かなり初期の楽曲ですが、未だにライブで披露されるほど人気のある名作です。

4-6曲目を解説

ZERO

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4曲目にはハードロックが心に響く楽曲「ZERO」が収録されています。

こちらは男性目線のラブソング。行動に起こせなかった自分を悔んだり、疑心暗鬼になったり…。

悩みながらも結局は愛する君の元へ駆けつける、真っ直ぐな男性が描かれた作品です。

また本曲はメンバーの意向で、意図的にタイアップを付けなかったといわれています。

それにもかかわらず、他作品と負けず劣らず記録的な売り上げを達成。

かなりの実力派楽曲といえるでしょう。

5・6曲目を続けて解説

次にご紹介するのは「ALONE」です。こちらは5曲目に収録されているバラード

アップテンポな楽曲が続きましたが、ここでしっとりとした楽曲の登場です。

これまでの楽曲ではギターの音が前面に押し出された、ロック調の楽曲が中心でした。

対して本曲で聴こえてくるのはピアノサウンド。

イントロは特にかつて学校で歌った合唱曲を聴いているかのような、懐かしの仕上がりです。

続いて6曲目の楽曲「裸足の女神」を解説します。

こちらは爽やかなサウンドで、悩む女性を勇気付ける要素が詰まった楽曲。

また本曲にも後半のギターソロが登場。B'z節を存分に楽しめる1曲です。

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