7曲目に収録されているのは「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」です。
こちらは「love me, I love you」に続くPOP調の楽曲。本曲で注目したいのは曲の構成です。
冒頭の情緒的なイントロを抜けると、あの有名なメロディーが聴こえてきます。
ここからキャッチーなサビのサウンドを惜しみなく使用していることが分かるでしょう。
では本当は大切に使いたいはずのこのメロディーを、このタイミングで使用しているのでしょうか。
その理由は、こちらの楽曲がドラマのタイアップになっていることと関係しています。
作中で流れることを考慮し、楽曲の覚えやすさを重要視して制作されたと考えることができるでしょう。
LADY NAVIGATION
次にご紹介するのは8曲目の楽曲「LADY NAVIGATION」。
こちらは彼ら史上初めてミリオンセラーを達成した、記念すべき楽曲です。
本曲で注目しておきたいのは、夏を連想させる歌詞。
特に1番には季節を物語るフレーズが多数採用されています。
9-11曲目を解説
太陽のKomachi Angel
9曲目に収録されているのは「太陽のKomachi Angel」です。
こちらはこれまでのどの楽曲にもない、新しい曲調が心を揺さぶる楽曲。
またタイトル通りのキャッチーなフレーズも特徴の1つです。
10-11曲目を解説
記念すべき10曲目。本アルバムでは「BE THERE」が収録されています。
こちらはイントロのスクラッチ音が印象的な、POPSに寄った楽曲です。
またライブバージョンやTVサイズなど、それぞれの形式に合わせた細やかなアレンジも楽しみの1つ。
全ての編曲タイプを聴きたくなる…。そんな要素も持ち合わせています。
続いて「Don't Leave Me」が11曲目に登場。
本曲はこれまでの人生を振り返る様子が男性目線で語られた楽曲です。
ラストソングは?
12-13曲目を解説
12曲目、13曲目に収録されているのは「Bad Communication E.Style」「Calling」です。
前者はラジオ放送で話題となっていた楽曲。全編英語歌詞で構成されているのが特徴です。
女性の台詞から始まりノイズが入る冒頭シーンは、まさにラジオそのものの仕上がりとなっています。
後者は曲の中で複数のメロディーが展開する、どこを聴いても飽きない1曲です。
こちらはアレンジにアレンジを重ねた作品。彼らの歴史の中で、最も製作期間が長い楽曲とされています。
気になるラストソングは?
ついにラストソングです。最後を飾るのは「さまよえる蒼い弾丸」という楽曲。
こちらは今すぐ行動を起こしたくなるような、アグレッシブな応援ソング。
コード進行は至ってシンプルですが、しっかりとB'z節を感じる作品となっています。
まとめ
ここまではB'zのアルバム「B'z The Best “Pleasure”」を解説しました。いかがでしたか?
収録曲順はリリース順ではなく、アルバム仕様に構成が考えられていましたね。
ただのベスト盤ではない、彼らなりの頂点へ向けたこだわりの作品といえるでしょう。
他にもOTOKAKEにはB'zにまつわる記事がたくさんあります。
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