歌声が届いたなら
輝いて もう泣かないで
この素晴らしい世界でほら 君のこと見つけた
いつだって そばにいるよ
果てしない夜の片隅に 君の夢を見ていた
I will be there ここから そっと想い続けているよ
出典: キミの夢を見ていた/作詞:HYDRANT 作曲:HYDRANT
ファンへのメッセージから一段階上がって大切な人をそっと思う歌詞に変化しましたね。
ファンでもある大切な君に心を込めて呼びかけました。
メンバーは同じ「世界」にいるようです。そこには嵐の歌が流れています。
歌に込めた5人の思いも届いているとメンバーは信じています。
だから嵐の歌があればそこに5人がいるのと同じことになるのでしょう。
「隣にいるよ」とささやくように教えてくれました。
でも本当は歌声を届けるだけでメンバーが直接ファンの元に行くことはできません。
それでも君と「夢の中で会っているよ」と伝えてくれるのです。
心の中にファン1人1人がいるからいえることでしょう。
歌があればどこにいてもつながることができるとメンバーは常に思っています。
歌声と一緒にファンである君のことを見守っていてくれる。
そしてファンの夢には嵐のメンバーが登場するのでしょうね。
歌はギフトだから
本当のことだけを
変わらないから ありのままを贈りたいよ
大切なのは 偽りのない素直な気持ち
出典: キミの夢を見ていた/作詞:HYDRANT 作曲:HYDRANT
長い年月ファンを続けていれば生活環境も変わります。
もしかしたら歌を聴き続けることが困難になることがあるかもしれません。
その間も5人はデビューから変わらない思いで歌い続けていたことを知ってほしいのでしょう。
歌を届けることをギフトである「贈る」になっているのがそれを表しています。
声にするのは真実だけです。5人が納得できない歌を聴かせることはしません。
気持ちを込めた歌を受け取れば歌の中の真心を知ることができるでしょう。
いつでもTOPで
時代はどこまで 僕らを追いかけてくるだろう?
風を背に受けよう
出典: キミの夢を見ていた/作詞:HYDRANT 作曲:HYDRANT
ここでは嵐である5人のプライドを示しているようです。
自分たちの歌を聴き続けてくれるファンはモチベーションを上げてくれますね。
それだけにトップアイドルとしての責任もあります。
その大きな責任に押しつぶされない5人の心の中にあるのがこの気持ちでしょう。
「時代」は自分たちの後ろにいる。先頭に立って走っているのは5人のメンバーです。
背中に感じるのはそのスピードを速くしてくれる追い風でしょう。
やる気と強気を見せて頼りになる嵐。ファンはこんな姿にも心を鷲づかみにされるのですね。
一緒に前に進むために
そこに笑顔があるだけで
消えないよ 目を閉じたって
たとえば君が笑うだけで 僕は僕でいられた
いつだって ここにいるよ
戻れない時間(とき)の儚さに 光をまた見つけた
出典: キミの夢を見ていた/作詞:HYDRANT 作曲:HYDRANT
ここでは再びファン1人1人に呼びかけます。
ステージから見えるファンの表情が瞼に焼き付いているのでしょう。
脳裏に浮かんだのは声援をおくってくれる笑顔。
輝いたその表情はコンサートを楽しんでくれたことを表しています。
ステージと客席に距離はあるけれどメンバーの心の中にはいつもファンがいるのでしょう。
コンサートが終われば過去の出来事として思い出に変わってしまいます。
それでも会える日が必ず来るでしょう。
その時はまた新しい輝きがそこに生まれます。