1行目のセリフは、君の発言だと読み取れます。
主人公は自分がヴァンパイアだとカミングアウトしたのかもしれません。
しかし冗談だと思っている君。
2行目は、主人公のセリフではないでしょうか。
君の血を吸うために、近づきたいという魂胆があるのでしょう。
嘘つきという英単語はヴァンパイアと韻を踏んでいます。
そのため、嘘つきはヴァンパイアつまり主人公のことだと考察しました。
今までヴァンパイアであることを隠して君と接してきた主人公。
その嘘が、君の血を吸うことでバレてしまったのではないでしょうか。
君にとっては、ヴァンパイアから求愛されることは驚きでしかありません。
2人が真に分かり合うことは、難しいのではないでしょうか。
深い愛
この機会にぜひ
どれだけ君のこと好きか
証明したいんだよ
Computer
My Love I’m Your Vampire Vampire
出典: 蒼天のヴァンパイア/作詞:Junya Yamaike 作曲:Junya Yamaike
ヴァンパイアだと告げたため、君は驚いたでしょう。
主人公は本当の自分を知ってもらったうえで、自分が本気だとアピールしたい様子です。
主人公の想いはパソコンのように精密なのでしょう。
主人公が血を吸いたいと思うのは、恋している君だけだと読み取れます。
しかし君は主人公の本気を感じているかは不明です。
パソコンを使って丁寧に気持ちをプレゼンしても、分からないかもしれません。
主人公と君のすれ違いは、今後も続くのでしょう。
主人公は、君に愛されないことを辛く思っている可能性もあります。
君の選択
動揺
嘘つきかとかワルモノとか
ちょっと考えすぎてる君
なんかもう身動きが取れないねと
うなずいた君を見たら
胸がツクツク傷んだ
出典: 蒼天のヴァンパイア/作詞:Junya Yamaike 作曲:Junya Yamaike
君は、ヴァンパイアは悪だと考えています。
君は主人公が自分以外の血を吸うと、咎められると考えているのかもしれません。
君は主人公に好意を抱いていたと解釈できます。
主人公が悪者になるなら、自分が犠牲になろうと決意したのでしょう。
前後の歌詞から、主人公は君以外の血を吸うつもりはないと読み取れます。
3行目から4行目の歌詞から、主人公は君の間違った認識を正すつもりがないと解釈しました。
主人公は君を騙すような形で手に入れました。
胸が痛む理由は、君の気持ちを無視する形で血を吸う契約をしたからではないでしょうか。
主人公は必死に君の気持を手に入れようとしていますが、空回りしていると感じます。
連れ出す
抵抗はやめて
どこまでも連れて行きます Driver
Vampire Vampire
出典: 蒼天のヴァンパイア/作詞:Junya Yamaike 作曲:Junya Yamaike
1行目と2行目のセリフは、主人公の言葉でしょう。
2人きりになる場所に車で向かう様子です。
君は少し逃げる素振りをしたのかもしれません。
君の気持ちはまだ主人公にあるのではないのでしょう。
しかし、君が完全に自分の物になるまで逃避行するのではないでしょうか。
閉じ込めれば、君の気持ちは少しは主人公に向くかもしれません。
ただ恋人同士というよりも、恐怖での支配だけになる可能性があります。
主人公が望む関係には、なれそうにありません。
主人公の想いは、報われないのでしょう。
主人公の選択
堕落
怖くて目を背けていた場所に
君と堕ちてみたいんだよ
想像したままにそうしてよ
出典: 蒼天のヴァンパイア/作詞:Junya Yamaike 作曲:Junya Yamaike
具体的な場所ではなく、本気の恋の結末という意味だと読み取れます。
主人公は、真剣な恋を避けてきたのでしょう。
ヴァンパイアという悪の存在である主人公。
神聖な愛に触れると、消滅してしまうなど良くないことがあるのかもしれません。
しかし、君と出会ったことで主人公の考えが変わりました。
君となら、どこまでも堕落してみたいと思っている様子です。
君が本気で主人公に恋をすれば、主人公は最高の気分で過ごせるのではないでしょうか。
主人公は、君と楽しい時間が共有できれば他には何もいらないと考えている様子です。