音は本来なら誰かの耳にも聞こえているはずです。

聞こえないのはそれは耳から聞こえる音ではないからではないでしょう。

心のなかにある自分の声は誰にも聞こえません

そしていつか聞こえなくなるのは、大人になっていくうちに心の声を聞かなくなるから。

人は大人になるにつれ、心の声に耳を傾けません。

聞こえないふりをしてしまう声を、もう一度聞いてみてください。

あなたを応援する声の一人は、その心の声かもしれません。

幸せ

幸せはきっと次の近道で
君の不意をついてキスをくれるよ
いつかその涙が涸れる頃
聞こえる君の和音(コード)

出典: 光の旋律/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記

人は何かを得る時に近道はないといいます。

しかし実際は遠回りをしているようでも、意外と近道になっていることも多いのです。

そんな時にこそ幸運がこっそりと顔を覗かせていることもあります。

今の辛いことはどこかで報われる

何気ないことでもきっと幸せなことがあなたを励ましてくれるでしょう。

泣いた時に声はなかなか出せないものです。

涙を拭いたら、いつものあなたの声に戻っているはず。

あなたらしい音を響かせることが出来るでしょう。

今自分らしさが出せなくても、いつかは自分らしさが出せます。

その時まで笑顔を忘れないでください

一人ではない

愛の歌

太鼓の音から始まるよ song of love
誰もが知っていたその歌に一つ
空色の音符重ねて

出典: 光の旋律/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記

祭囃子の音楽を聴くと気分が乗ってくることもあるでしょう。

今では太鼓だけではなく様々な楽器の音が響きます。

流れる音楽も流行りの曲や定番曲が多いでしょう。

夏の恋を歌った曲などもよく聴くと思いませんか?

しかし太鼓の音というのは身が引き締まるような感覚を覚える人もいるでしょう。

何かに挑む時に太鼓の音のように、しっかり地面に足をつけて前を歩く。

思いを他の音色と一緒に届けたい誰かに伝えてくれるのではないでしょう。

あなたの思いを、澄んだ青空のように高く響かせてみませんか

君に

一人で歌ってたときは少しだけ寂しくて
君のことずっと呼んでいた
届いたんだよね?
君の元へ

出典: 光の旋律/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記

分かち合うことで、人は喜びを感じます。

一人で奏でる音は混じるものがなく綺麗に聞こえるかもしれません

しかし何も混じらない音は時に単調になってしまうものです。

人生でも誰とも交わらない音は寂しいと思うのではないでしょうか。

一緒に演奏出来る人は世界を探してもなかなか見つかるものではありません。

だからこそ最高のパートナーとなりえる人を呼ぶのです。

リズムが合う人、または自分と違った音を出す人。

そんな誰かを一人と決めて呼んだ声に、応えてくれた人がいることは奇跡ではないでしょうか。

あの人に届いた声は、運命かもしれません。

本当の痛み

ほんとうの痛みが
君の胸に触れたとき
夢見てた調べが
静けさのように

出典: 光の旋律/作詞:梶浦由記 作曲:梶浦由記

心に感じる痛みは時に現実味を感じないこともあります。

しかしその痛みが目に見える傷よりも痛いと思うこともあるかもしれません。

現実で見て感じた出来事に、心で反応した瞬間

心に感じた痛みは、とても大きなものでしょう。

その痛みはまやかしではなく、現実だとはっきり伝えてきます。

夢を叶える為には決してすべて楽な道のりなわけではありません。

感じているその痛みこそが、夢に近づくひとつの糧となっていくのです。

明日へ歌を

生きている