erica【バカみたい･･･】歌詞の意味を徹底解説！バカみたいに恋をしたのに…切ないお別れに涙

ペアリングを買うぐらいの仲だったのですね。

指輪を注文したときは、こんなことになるなんて思いもしなかったはずです。

ずっと一緒に歩いていけるという確信を持っていたのではないでしょうか。

一生消えることがないと思っていた二人の「永遠の愛」は消えました。

しかし指輪に彫った「永遠の愛」という言葉だけが永遠に残ってしまうのでしょう。

彼への想いが消えないのは彼女だけ。彼はもう、彼女のことを想っていないのです。

それを頭では理解できていても、受け入れることができません。

部屋にある彼の物を手に取るたびに、彼との時間を思い起こしているのでしょう。

こうしてできるだけ彼との記憶を鮮明なまま保っておこうとしているのかもしれませんね。

もしも彼女が彼を忘れてしまったら、二人の愛はこの世に存在しなかったことになってしまうのではないでしょうか。

確かに二人で育んだ愛を、無かったことにはしたくないのです。

人は何事にも「意味」を見出したがる生き物です。

悲しい出来事にも何かの意味がある、と思って探してしまうことはありませんか？

愛犬が旅立ってしまったとき、「命の大切さを教えてくれたんだ」と気づけば愛犬へ感謝の気持ちが湧き起こるでしょう。

悲しいことに意味を見出した瞬間、悲しさが和らいで次のステップに進めるのではないでしょうか。

きっと彼女も彼との別れに何らかの意味を見出すことができれば、新しい自分に生まれ変われるのです。

今はまだ見つからず、ただいたずらに思い出をなぞっているだけのようです。

結局この曲の主人公は、最後まで幸せになれませんでした。

別れをうまく受け入れられずに苦しんでいる状況で、曲が終わりを迎えます。

失恋した人の背中を押してくれるわけではありません。

だからこそリスナーに届くのではないでしょうか。

この曲はメッセージソングではなく、共感ソングなのです。

0と1で明確に仕分けできない曖昧な感情を持つ人、曖昧な状況にいる人が世の中には沢山います。

正解が欲しいわけではなく、ただ話を聞いて欲しい。「そうだね」と相づちを打って欲しい。

そんな人々に共感の嵐を巻き起こす『バカみたい･･･』の歌詞でした。

『恋花火』にはまだ恋が実らない片思い中の気持ちが描かれています。

少しずつ誰かを好きになる、という過程に共感する人が多いでしょう。

ericaファンが厳選した告うた満載！

どの曲にも共感しっぱなしになるのでご注意を。