04 Limited Sazabys【message】歌詞を解説！君もフォーリミの想いを受け止めよう

久しぶりに再会した友達と近況報告でもし合うのかと思いきや「とりあえず歌おう」。

なんだか素敵な関係ですね。

君と一緒にいなかったときに起きたいろいろな出来事。

聞いてもらいたい話もたくさんあることでしょう。

だけど、こうしてせっかく再会できたのだから今は一緒に歌おうよ。

一緒にいなかった日々なんてなかったかのように歌を歌い始める2人の姿が微笑ましいです。

長い間離れていたとしても、再会した瞬間から昔と同じ関係に戻れる。

そんな友達が1人でもいるなら、それはとても幸せなことです。

そして、そんな友達の1人になってくれるフォーリミの曲が聴けること。

これもまた、とても幸せなことなのでしょう。

再会したときは、いつでも一緒に歌を歌おう。

作詞を担当したGENさんは、そういった気持ちでこの歌詞を書いたのではないでしょうか？

この曲を聴いていると、なんだか涙が出そうになりませんか？

日本語で歌われている曲と違って、すぐに歌詞の意味を理解できるわけではないはず。

それにも関わらず涙が出そうになるのは、曲に込められた想いが声に乗って心まで届くからでしょう。

そんな言葉を超えて伝わる想いに胸が熱くなります。

「この曲を聴くと昔のことを思い出す」そんな曲はありませんか？

例えば受験勉強のときによく聴いていた曲だったり、昔好きだった人が聴いていた曲だったり……。

その当時に感じていたことや考えていたこと。

それが曲と共に蘇ってくる。

そんな曲が誰でも1曲はあると思います。

この歌詞で歌われている「Melodies with～」というフレーズ。

これも、そういったことを意味しているのではないでしょうか？

曲を聴くことで蘇ってくる記憶。

それは楽しい思い出もあれば、悲しい思い出もあることでしょう。

しかし、そういった様々な感情が今の自分を支えてくれている。

昔の自分が経験してきたことが、今の自分をつくっていると言い換えることもできます。

未来ではこの『message』を聴いて、今の自分を思い出したりしているのかもしれませんね。

息が吸えること。

声が出せること。

そして明日が来るということ。

そんな当たり前のことに日々感謝して生きていこう。

この歌詞にはそんな意味が込められているのだと思います。

また、「息が吸えて、声が出せて、明日もちゃんと来るから大丈夫！」という励ましの意味もあるのかも。

確かに、これだけのことができていれば何も問題ないように思えてきます。

生きていくということは、あまり難しいことではないのかもしれませんね。

気楽に生きればいいよ。

この歌詞では、そんなふうに言ってくれているように感じます。

曲のラストで「I’ll promise,～」と再会を約束してくれました。

「僕」が歌を歌い続けるのは、君を強くするため。

君が強くなるまで、いや、君が強くなったあとも、必ず会いに来てくれるはず。

だから、別れの挨拶は「また会おう」。

これはフォーリミがファンを友達のように思っているから歌える歌詞なのだと思います。

離れていてもずっと君を応援している。

また会えたときは、今日みたいに一緒に歌おう。

そんな想いが伝わってきます。