春なのに 春なのに
ため息 またひとつ

出典: 春なのに/作詞:中島みゆき 作曲:中島みゆき

本当なら心躍る楽しい季節のはずでした。

温かい空気に誘われて心も浮き立ちます。

どこかに出かける予定を立てていたかもしれません。

出かけるための待ち合わせ場所はいつもの「喫茶店」などと想像していたのでしょう。

今年はそのすべてがありません。何もない季節にあるのは悲しみでできた心です。

心に溜まった悲しみを出すための「ため息」をここでも繰り返します。

直ぐに無くすことができないことは分かっているのでしょう。

この春は、もう少し悲しみと一緒に過ごします。次の季節に向かうために…。

最後に

柏原芳恵【春なのに】歌詞の意味を解説!先輩の態度をどう思っている?もう会えないと心に決めた理由に迫るの画像

卒業式の1日を描いた「春なのに」。憧れの先輩への淡い恋心を柏原芳恵さんが切なく歌いました。

卒業ソングでもあるのですが、個人的な思い出だけで綴られているのが特徴です。

決して楽しいことばかりではない季節は少し感傷的な歌詞が似合いますね。

中島みゆきさんらしい「春」の表し方です。

別れの形は色々ですが、別れの空気に浸ることで次へ行くきっかけにもなるでしょう。

静かに振り返る春は、いつまでも心に温もりを与えてくれます。

シンガーソングライターとアイドルが生んだ名曲

シンガーソングライターアイドルに提供した曲には名曲が沢山あります。

この後ご紹介するのはその中でも隠れた名曲といえる楽曲です。

タイトルは「制服」、歌ったのは松田聖子さん。

作詞・作曲を担当したのは呉田軽穂さんでした。

いうまでもなく、これは松任谷由実さんが楽曲提供の時に使うペンネーム。

切ないメロディーが奏でる卒業は別視点ですくい取った別れです。

松田聖子さんといえばコレ!という名曲のB面という立ち位置も、この楽曲らしさなのでしょう。

皆で歌うというより、独りで聴きたい卒業ソング、ぜひチェックしてみてください。

卒業式の切ない想いを歌った松田聖子の隠れた名曲「制服」。離ればなれになる心情を赤裸々に告白した歌詞の意味を紹介しています!コード譜もあるので自分だけの「制服」を熱唱しましょう♪

旅立ちのための別れだから

つぎも卒業をテーマにした楽曲をご紹介します。

タイトルは「仰げば青空」、秦基博さんが作詞・作曲をしました。

そしてもちろんご本人が歌っています。

アコースティックギターで歌う声が誘い出す別れの涙

でも今日の別れが、旅立ちのためであることも教えてくれます。

これまで積み重ねた時間があるから次に行くことができるのでしょう。

涙を止めるために見上げた空の色は忘れることはありません。

一生の思い出になる1日を映し出したMVもぜひチェックしてみてください。

「仰げば青空」このタイトルを目にしただけで「卒業」が思い浮かびます。沢山の卒業ソングがありますが秦基博さんが仰ぐのは空です。フルバージョンのMVに出演する俳優は?こんな先生なら卒業してもまたすぐに会いに来るかも…。旅立ちの日を描いた景色とアコースティックな歌。心に染み渡るMVです。

無料で音楽聴き放題サービスに入会しよう!

今なら話題の音楽聴き放題サービスが無料で体験可能、ぜひ入会してみてね